いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ37)

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クリスマスその1 ページ37

『｢メリーーーーーークリスマーーーーッス!!!｣』

｢うるせえよ｣

朝から騒音失礼します

風介と、晴矢にドッキリを仕掛けたのに物の見事にスルー
いや返事はあったからスルーではないのかな

とりあえず超絶冷静に対応されたのが普通に悲しい

『ね、プレゼント何貰った!?』

｢｢サッカーボール｣｣

『2人とも同じなんだ』

｢てか俺らの学年は全員サッカー好きだからな｣

｢私達の学年は全員で2個のボールだ｣

『ふーん…随分とケチなサンタさんだねぇ』

そう言うと２人は同時に吹き出した

私の今の発言の何処が可笑しいと言うんだ!!
私からしたら普通そのものなんだが

｢おまっ、まだサンタなんか信じてんのかよ｣

｢くくっ、お腹痛い……｣

『何だよ悪いかよ!!毎年解読不能の手紙も来るし!!!』

証明にその手紙を2人の前に突きつける
未知の言葉が書いてあるが手紙の始めに私の名前がローマ字で書いてあるんだから私宛だ

｢んーどれどれ…?｣

晴矢がそれを覗き込み、吹き出した

そして次に覗き込んだ風介も吹き出した

｢さ、流石だ……｣

｢涼野、ここっ…ここ読んでみろよ…｣

｢ん…?
…っぷぷ……こwれwはwww｣

『なに!?何だよ!!』

すると風介と晴矢は私の肩に手を置いて綺麗にハモって言った

｢｢お前は英語を勉強しろ｣｣

『え、え、え…??』

｢そうだAは何を貰ったんだ?｣

『え、クリスマスプレゼント?』

｢そうだ｣

『話逸らしてね??』

｢ばれたか｣

『親友ですから』

ここぞとばかりに胸を張る

｢流石だな｣

『いえーい!!!』

・──・

『あ、そういや手紙になんて書いてあった?』

｢やっぱり読めなかった
(メリークリスマス、貴方の両親よりって書いてあったなんて言えない)｣

『だよねー!!!あんな不可解な文字読めるわけないよね!!』

｢いや、あれ筆記体じゃグホッ｣

何かを言いかけた風介の口を晴矢が手で抑える

腐女子ほいほいの光景だな、うん

｢で、何貰ったんだ?｣

『ふっふっふ、私はな…新しい腕時計さ!!!』

｢そういや前のは北海道に置いてきたんだっけ?｣

『晴矢何で知ってるの!?』

｢その時は父さんに言われて宇宙人ごっこしてたから…｣

『バーンね』

｢やめろ埋めるぞ｣

『キャ───！晴矢が怒ったぁ!!!』

｢そうだ大人気ないぞ晴矢｣

｢本当に埋めてやろうかコイツら…｣

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三年前の設定です