いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ27)

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朝から個性的でいいと思うページ27

翌朝

・

｢はよー｣

｢おはよー｣

椅子に座ったフェイがトーストを頬張りながら言う

そして台所の奥から朝からアイスをくわえた涼野が出てきた

｢お、南雲、起きたのか｣

｢まあな
…あれ、豊谷とAは?｣

女子組が見当たらない

Aは涼野と同じ部屋なら起きてるだろうし、豊谷は寝坊するイメージがない

｢レイカは髪セットしてる｣

｢…｣

…すっげえ女子力高い

髪をセットするとか……うん、やばいな

｢Aは?
おい涼野??｣

涼野は食べ終わったらしいアイスの棒を捨て……え??食うの早くね??

と、とにかく、捨ててこっちをみてキメ顔で一言

｢発熱だ｣

｢それキメ顔の需要ある??｣

｢……発熱だ｣

｢あの、涼野サン｣

｢……発熱NANDA!｣

｢わかった、わかったから落ち着け｣

｢りょ｣

Aが発熱かー…
なんとかは風邪ひかないってのは嘘だよなやっぱり
お日さま園でもよくある事だ

仕方がない、後で部屋に行ってやるk…

『んー……おはよ…』

｢ぎゃああああっ!?｣

セリフを最後まで言わせろ!!

いきなりの事に悲鳴をあげてしまった
いやあ、朝から近所迷惑ですよね近所の方々ごめんなさい

『ふーすけー』

｢む、どうした｣

『朝練間に合うかな』

｢んー…なんとかなるんじゃないか?｣

｢おいちょっと待て｣

あまりにカオスな会話にストップを出す

え、だってさ、A熱あるんじゃねえの??

｢お前学校行くつもり??｣

『もちのろん』

｢熱何度??｣

『38.7』

｢……｣

絶句

｢もっかい聞くけど、お前学校行くつもりなの?｣

『Yes』

…えーっと??

朝って、比較的体温が低いんだよな?
それで38.7℃って……
昼は40℃行くよなこれ

｢熱上がるからやめとけ｣

『ねー風介どう思う?』

｢どっちでもいいんじゃないか?｣

おい!!!
お前はそれでもAの親友か!!

……でも涼野だからな…
…うん、納得

『んーじゃあ行きたいー』

｢やめとけ、マジで｣

『なんでー?』

｢なんでって……熱上がったらやばいだろーが｣

『なんとかなるさ』

｢とにかく、今日は休め｣

『むうぅ……納得出来ませぬ』

｢部活休んで早く帰ってきてやるから｣

｢ちょっとやだぁ、こんな所でイチャつかないでよ
ムッカつくぅー！｣

フェイが発狂を始めた

これ以上騒がれてはご近所さんにまた迷惑がかかってしまうのでとりあえずご飯を食べ始めた