いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ25)

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くしゃみ日和ページ25

食卓につき、皆が忙しそうに箸を動かす中、私の手は止まっている

｢む、どうしたA｣

『食欲ないでござる』

｢あれだけアイス食べればそうなるでしょうね｣

……

あいつ(豊谷)うるせっ

いつもならアイス同じ量食べても夜ご飯ちゃんと食べれるわ!!

今日がおかしいんだよこのダウト!!!

こんなことを思いながらも表情一つ変えずにコップに牛乳注いでる私をほめて

｢牛乳……
Aお前やっぱり背低いの気にしてんだろ｣

『おぅいチューリップ
言っておくがな!?
私の身長は平均だ!!!』

｢A、嘘はダメだ｣

『……くっ…………平均－1cmです……』

｢そんな低いの!?｣

うさぎのオーバーリアクション

悪かったな、低くて

中学の頃からほぼ変わらないとこうなるんだよ

『これはマジ』

｢マジ!?

あっははは!!平均以下とか!!!｣

爆笑しているうさぎをとりあえず埋めたい

最近はサッカー部にいるとコンプレックスを感じるのは確かだ、だが笑われる程ではないはず…!!!

｢何言ってんの?僕から見ても低いんだよ??｣

『え、だって1個上でしょ?』

｢いや、僕中二｣

『えっ……

………………え???』

｢中学2年生｣

『……………えーっと………』

あまりの事にショックを受けていると、風介が肩に手を置いてきた

『風介…?』

期待を込めて風介をみる、しかし風介は笑顔で

｢そういう事もあるんだ｣

『うわああああ!!!』

・──・

『……みんな酷いよ…』

｢そんなに落ち込むな｣

部屋に戻ってから

あのあと散々からかわれた、あれはトラウマ級

ま、私はそんな事じゃ落ち込まないんだけどね!!

……って言いたいけど、言えないのが現状

『はくしっ!!!』

｢そういえば薬飲んでなかったな｣

『あーね』

豊谷ｽｧﾝに邪魔されたからね

ほんっとあの人KY

｢豊谷ｽｧﾝめ……ほんっとKYだな彼奴｣

『同じこと考えてた!!…はっくし!!』

｢…まさかとは思うが、花粉症じゃないよな?｣

『花粉症なんて円も縁もございません』

｢じゃ風邪か…｣

『だよね……っくしゅ!!!』

あー、くしゃみ止まらん