いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ22)

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ショック死おk?? ページ22

ドアが半開きである

全く……ダメじゃないか、だから泥棒に入られるんだよ

…泥棒、入ったことあるのかは知らないけどさ
いつ入られても可笑しくないって、これ

『風邪ぐす………』

……よし、私は今何も見なかった

そうそう、何も見てないぞー
さあ、ドアからレッツ覗き見してみよう

・──・

普通のレストランにあるようなサイズの机があると思ってください

その前で男女2人が立って抱き合ってると思ってください

女子の方は顔が赤く、男子は…ここからはよく見えないけど髪が赤いです

そして、その男子は私の彼氏(多分)です

そーっと少しずつ、慎重に後ろに下がっていく

三メートルくらい離れたところで私と風介の部屋に向かって早歩き

『やばいやばいやばいやばいやばい…』

ドアをこれまたそーっと開けて中を確認

｢何やってんだこいつ｣みたいな目をした人が2人
ぁいや、1人はうさぎか??

｢どうした｣

『晴矢も……晴矢もダウ＊▽*＃⊃٩+$※』

｢日本語で頼む｣

落ち着く為にフェイからペットボトルのお茶を奪い、飲む

関節キッスだと??
大丈夫、私飲み口に口つけてない

『あー落ち着いた』

｢異常!!｣

『以上??』

｢違うよ!!!Aの聴覚も味覚もどうなってるの!?｣

興奮して半分叫んでいるような状態のフェイ

私は、彼の肩に手を置いて一言

『ナイスツッコミ』

ついでに親指を上げてグッドサイン

｢僕はボケだよぉおお!!!｣

｢落ち着けフェイ、お前はもう立派なツッコミだ｣

｢ボケがいいぃぃい!!!｣

『ツッコミも時には必要だ』

｢つまりそれは必要じゃなくなる時もあるんだね!?｣

｢ほら、な｣

｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ違う!!今のは違うんだァァァ!!!｣

『落ち着けフェイ、O TI TU KE』

｢お前のせいじゃアホぉおお!!!｣

・──・

｢それで、A、何があった｣

『実は…………』

｢｢ｺﾞｸﾘ｣｣

『……フェイ一旦退出して』

｢ええ!?このタイミングで!?｣

『ゴーアウェイ！』
(どっか行け、みたいな意味)

｢…わかったよ………｣

フェイ、退出

『実は、かくかくしかじかでして』

｢…ほほう…｣

『そういう次第でございます』

｢なるほど……晴矢もダウトされるべきだったのか…｣

かくかくしかじかでわかる

これこそ友情!!(違う)

｢…ﾆｲｨ｣

誰も、怪しく笑う影には気づかない……??