いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ20)

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風呂上がりの混沌ページ20

｢あーっ!!!おなかすいたァァァ!!!｣

『うさぎお前うるせえ!!』

風呂から出たうさぎがお腹空いただのとほざきながら文字通り跳ねている

｢うさぎうるさいぞ静かにしろ｣

『うわぁお!アイス食ってる!!わけろ!!』

風介はアイス食ってた

｢いいぞ、ここから取ってくれ｣

クーラーボックスを差し出される

開けてみると冷気が感じられた
冷たいのはすき(食べるのが)

『よし、これにしよう』

｢お前アイス食いすぎじゃね?｣

『黙らっしゃい
てかお前髪びっしょび……
…しょじゃない…』

私が風呂から上がった時に言われたのをそのまま言おうとしたら乾いてた

神様って不平等なのね

｢拭いてきたからな｣

私はタオルをも敵に回したようだ

『晴矢許さん』

｢なぜ!?｣

『お前は、敵だぁっ!!』

｢落ち着け!!!とりあえず落ち着け!!｣

｢Aの敵ならばつまりそれは私の敵ということだ!!｣

｢わけわかんねえ!!!
てかお前アイス食うのはやっ!?｣

風介のアイスはなくなっていた

｢僕は優しいからチューリップ野郎の味方になってあげる!!｣

｢そもそも言葉が味方じゃな……なんでもないです｣

じっと晴矢を睨みつけていたフェイは、晴矢の言葉ににこっと笑顔をこぼした

｢ギョーザ焼けたよー｣

｢僕のご飯!!｣

｢ふむ、手伝おう｣

｢ふう…(助かったぁぁ!!)｣

セリフに各自の性格が見えるね

私?
コミュ障に何を言ってるんだか

｢Aちゃんも手伝ってくれる?｣

『だが断る』

｢なんでよ!｣

『パズドラやってんだよ、察しろ』

｢よし、ならば私もパズドラをやるとしよう｣

｢涼野くん…!?｣

アイラブスマホ!!!

そしてパズドラ楽しい

｢じゃあ僕の部屋に『我らの部屋で一緒にモンストやりません？』

効果音が付きそうなほどに落ち込むフェイ

………ん?効果音…
…晴矢??

｢面白そうだな…乗った｣

｢…｣

まだ落ち込んでいるフェイ

いいや、置いて行こう(笑)

｢おいうさぎ、お前はどうする?｣

｢あ、もう俺は含まれなくなったんだな｣

｢僕……｣

『宇宙の彼方へさあ行くぞ!!』

某ネズミー会社の某スペースレンジャーズのセリフである

Aはフェイの手を引っ張って風介と部屋に向かう

晴矢は……無視だな

｢チューリップはダウトと楽しんでおけ｣

さっきから私が無視した可哀想な皆さんに丁寧に言葉をかけている風介
優しさの極みである