番外編いち ページ12
僕は今、かつて無い程に戸惑っていた。
現在進行形で、だ。
一｢俺の家にくれば？｣
と言われたのだからしょうがないのいえばしょうがないんだが。
何でこんなことになったんだっけ？
……ああ、そうだ。
僕が、帰る時間になって家がないって一之瀬に言ったからだ。
つい数秒前のことが、10年くらい前のことに思える。
その後、一之瀬は｢そっか…｣と納得してくれて、｢じゃあ俺の家にくれば？｣と爆弾発言。
そして今に至るわけで。
『…あの』
一｢俺の母さんなら居候させてくださいーって言えば通るからさ｣
『…いやだから、その』
一｢1人増えても全然平気だし｣
…だめだ。
この人言葉が聞き取れなくなってる。
『一之瀬…あのねぇ』
一｢他の人のところに行けば理由聞かれるよ？
話すのやでしょ？｣
…それは一理ある。
思い出すだけで苦痛なのに話すなんて……論外だ。
一｢俺の家ね！はい決定!!!｣
『え…』
……とか言いつつ、実は嫌じゃなかったり。
むしろ嬉しい…なんてね。
一｢ただいまー！彼女連れてきたー｣
『…は？』
一母｢へえ…美人さんね！一哉のこと、よろしくね｣
待って、全然話に追いつけない。
親に平然と言いましたよコイツ…
親は超サラッと流したよ…？
一｢で、いろいろあってさ…うちに居候したいんだって｣
いや、したいわけじゃないんだけど。
とりあえず話を合わせておく。
『光野Aです…居候、させてください！』
一母｢いいわよー
一哉は先に部屋に戻ってなさーい！
私はAちゃんと女子トークするから｣
一｢え、母さん、ねんれ｣
一母｢早くもどりなさい｣
一｢…はい｣
一之瀬が部屋に戻ると、一之瀬のお母さんは微笑んだ。
一母｢うち、子どもは一哉だけだし、他にはお父さんしかいないから女1人だったのよ
Aがきてくれて嬉しいわ！
さて、お話はこれだけなんだけど…←
聞いておきたいこととか、あるかしら？｣
僕は、特に質問とかはなかったので首を横に振った。
一母｢そう？じゃ、一哉の部屋…階段上がってすぐのところを左よ…
一哉の部屋に行って空き部屋案内してもらってね
ついでにキスでもハグでもなんでもしちゃいなさい｣
『そっそそそそそんなじゃ…っ』
一母｢冗談よ、冗談！｣
そう言って一之瀬のお母さんは笑った。
…いい人っぽい。良かった。
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#緑柱石#(プロフ) - マロンさん» ありがとう!!!最早完璧にギャグ化ｗｗｗ (2016年3月16日 19時) (
レス) id: a5732574d0 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - wwww面白かったよ！ (2016年3月16日 19時) (レス) id: cc2c5c66fe (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ありがと！！ (2016年3月16日 19時) (レス) id: cc2c5c66fe (このIDを非表示/違反報告)
#緑柱石#(プロフ) - マロンさん» 見た目は大丈夫← 精神的に死んだ← その後か…りょーかい！FFI編にも関係あるから半田…半端になると思うけど頑張る (2016年3月16日 13時) (レス) id: a5732574d0 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 番外編でエイリア組(ヒロト、晴矢、風介、リュウジ)の本編のその後とかできるかな？あと、緑柱石さん大丈夫？ (2016年3月16日 13時) (レス) id: cc2c5c66fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アスカ＆#緑柱石# x他1人 | 作成日時：2016年3月11日 13時
