#48 ･廉･ ページ48
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廉「なぁ紫耀〜
あいつ授業サボったで。」
紫耀「たかしが授業サボるなんて初めてやんな！
どこいったんやろあいつ！」
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心当たりはひとつしかない
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廉「いつものとこやない？」
紫耀「じゃあ行ってみよ！」
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授業サボるなんて許さへんからな！！
俺だってサボりたいんや！
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紫耀「あそこにいるのたかしとちゃうー？」
廉「え？誰のこと抱きしめてるん！？
彼女おんのか？」
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誰とサボってんねん
その人も叱らんといかんな？
しかもなんで紫耀そんな冷静な感じなん？笑笑
でも抱きしめられてる人、後ろ姿見たことある。
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廉「んあ！？」
紫耀「どしたん！」
廉「あれ、Aや。」
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絶対間違えたりせえへん
俺、ずっとAのことみてたんやもん
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紫耀「この前の喫茶店の子？
いま、あの子泣いてるで。」
廉「どうしたんやろ。」
紫耀「ちょっと様子みてよー！」
廉「うん。」
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ほんとは俺がAの隣にいたい
俺はまだAのこと好きやで
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作者名：愛されしきのこ | 作成日時：2017年6月17日 18時
