転生繰り返したら、何かトリップして、容姿ロリになった件【文豪ストレイドッグス】

23話【猫みたいに自由に暮らしたい】 ページ26

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軽い足取りで表通りに出る。あの落ちた音は表には響いていないらしく、忙しなく行き交う人達はそのまま
一先ずセーフだな。何事もなかった様にその中に混じる


(置き手紙は置いてきたからの、そんなに大騒ぎはせんはずじゃ)


あっ、矢張りするかも知れない…一瞬冷や汗が垂れたが、まァ、平気、平気でしょ、平気と思っとかないとやってらんない
散策散策。気分を変えて、スタスタ歩く。横を見覚えのある黒服さんが通るが、私に振り向く事なく進んで行く。まっ、分からないのも当たり前か、私の姿は幼女の姿じゃないし

今現在の私の姿は、年齢的には中学3年生。昔何処かであったような、気がする少女の姿を異能力で借りてる。この世界に少女は存在しないから、この姿で出歩いても問題ない

つまり、私は今、ポートマフィアにいる幼女でもなければ、誰でもない。何も知らない人から見たら、ただの一般人だ。




(________________自由だ！！)




このまま美少女探しをして、その後、こっそり持ってきたお金使って軽く買い物でも…



(おん？)



眼鏡の金髪の人。切羽詰まった様子で何処かに物凄いスピードで向かって行く。オリンピック行けそう



「そうだ」



暇だし、つい行って見ようか。それにあの人、鏡花ちゃんを知ってる

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