生配信デス！！【コムドット】 (ページ7)

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ふぃふてぃーわん！ページ7

勢いでLINEを送ってしまったことはもうすぎたことだと割り切ることにしたが…

これゆうたくんが見たらどう思うんだろ

重い女って思われないかな

しかしそんな心配も杞憂だったようで朝方に帰ってきた返信は至っていつも通りだった

『…そう、だよね』

私が勝手に意識しちゃってるだけだし、…何浮かれてたんだろ

･

それからほんとに１ヶ月経った頃

ゆうたくんから明後日の19時からオフが作れた。と連絡が来た

土曜日で予定は何も無いから行けると伝え何を着ていこうか考える

ただ会ってご飯食べるだけなんだから浮かれるなって心の中でそう唱えるけど心は正直な様で心臓の高鳴りが抑えられない

──次の日

大学についてまっすぐと友達の元へと向かった

｢この間言ってた好きな人とデート！？｣

『ちょｯ、デートじゃないから！』

｢いやいや、何言ってんの！男と女が2人で会うなんてデート以外何があんのよ！ましてやあんたは好きなんでしょ！｣

『ｳｯ』

何を着てけばいいのか相談をしたらこのテンションで来るものだから話が進まない

決まったのは授業の予鈴がなる数分前だった

｢いい加減その好きな人が誰かくらい教えてよ。同じ業界の人ってあんた何万人いると思ってんの｣

『だってもしそれが広まりでもしたら…』

｢私が口が軽いとでも？｣

『違うって。ここで言って誰かに聞かれてたら困るってこと』

｢んも〜、そこまで言うなら仕方ない。でもデートがどうだったかはちゃんと教えてよ｣

『だからデートじゃないってば』

･

友達に言われた通り大人っぽいくるぶし丈のスカートに白のニットを着て待ち合わせ場所に行くと既に見知った車が止まっていた

ｺﾝｺﾝと窓をノックすれば柔らかく笑って助手席の扉を開けた

『待った？』

ゆた｢んーん、さっき着いたところ｣

暖房の効いた暖かい車内で冷えた体を溶かしているとゆうたくんと目が合う

『？』

ゆた｢今日の服前と違って大人っぽいね｣

『ぁ、どう、かな？』

ゆた｢似合ってる。袖とかダボッとしてて可愛い｣

『ｯあ、ありがとう！ゆうたくんも、そのか…かっこいぃ…よ』

意識してしまうとどうも言葉が出てこないようで声が小さくなってしまった

ゆた｢ん、ありがとう｣

それでも気にしていない様子でニコッと笑うものだから私の顔は真っ赤になってること間違いなしだろう