枯れることない花 ページ49
麦わら達が懸賞金が飾られているらしい部屋に向かったのを見届ける
急に甲板は静かになり、この場にいるのはバルトクラブのメンバーが数人と私とロー
特にすることも無くローと二人で船尾に立った
ロ｢これでゾウに着けばアイツらと合流できる｣
『もう数ヶ月も会ってないなんて、皆と別れたのなんだか最近のことに感じるね』
手摺に体を預け空を見上げる
あいにく天候は良くないが胸の奥はスッキリと晴れていた
ロ｢A｣
『ん？』
ロ｢後悔は、ないか｣
『あるわけないよ。ローの選択を私は拒んだりしない』
ドフラミンゴを倒した事でこれからどうなるのか
そんな事ローの計画を聞いた時から何度も考えた
『あの日、ローが私の前に現れてから毎日が色鮮やかだった』
微かに風が吹いた
ロ｢また勝手に出てるぞ｣
『...この花言葉知ってる？』
ロ｢さぁな。俺は花に興味ねぇ｣
『その顔、分かってるでしょ』
自身の周りをクルクル舞う花びらに何処か懐かしさを覚えたロー
ロ｢ンなのに頼んな｣
『ｯ!!』
刹那、花びらは消えて2人を纏うものは何も無くなった
添えられた左頬は次第に熱を帯びお互いの鼻がぶつかる
ロ｢今更後悔しても離さねぇからな｣
『、ｯローだって、私の事嫌になっても離れてあげないから』
体を寄せ合う2人を祝福するかのように漂う花びら達は船一帯にまで舞い広がった
これから先に起こる未来なんて分からない
それでも互いの命がこと切れるまで
何種もの色鮮やかに咲き誇る花を誰も枯らすことなどできないのだ
ロ｢アイツらに、なんて言うか｣
『ん〜"俺の"って言わないの？』
ロ｢...それは忘れろ｣
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サナ - コメント遅くなりましてすみません。私もサンジ推したから嬉しいし作者さんの気持ちわかりますっ！ (2022年7月31日 10時) (
レス) @page22 id: d4640aee40 (このIDを非表示/違反報告)
奏星(プロフ) - コメントありがとうございます！亀更新になると思いますが頑張ります！ (2021年7月31日 16時) (レス) id: 467805e49e (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月30日 14時) (レス) id: ea401d31d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年6月25日 12時
