怒ってる ページ42
ロ｢ﾅｯ、…約束だ｣
『嫌だよ。先に約束破ったのはローだよ。ローがここに残るなら私だって……これは私の戦いでもあるの。言ったじゃない自由になろうって』
力強くローを見つめれば言い返しては来なかった
ｷｬ｢ニコ・ロビン、先にいけ！｣
ﾛﾋﾞ｢キャベツ君!!｣
ｷｬ｢君たちの過去には興味無い。が、自 殺願望は聞けない。僕も残る。……それで妥協しろ。｣
『キャベンディッシュ……』
ｷｬ｢君たちが死ぬとしたら僕の次だ！｣
ローを挟むようにキャベンディッシュと並び王宮を見上げる
ｷｬ｢びっくりしたよ、小人族とは……ちゃんと繋がるといいな、腕。血が流れ始めると回復するそうだ｣
ロ｢分かるよ…俺は医者だぞ｣
なんだかんだ言って心配しているところを見ると彼も存外優しいのかもしれない
ｷｬ｢地下の交易港を見て察しがついたよ…この戦い、ドフラミンゴを倒せたとしても……世界に大きな波紋を呼ぶぞ。君たちは"台風の目"になる｣
ロ｢あぁ……そのつもりだ｣
そっと負傷していない方の腕に触れる
ロ｢ん？…怒ってるか｣
『うん。すごく、怒ってる。死んじゃったのかと、思った』
ゆっくりと視線がこちらを向き瞳がかち合う
その瞳は柔らかく愛しいものを見つめていた
ロ｢悪かった｣
『勝手に居なくならないで』
ロ｢あぁ。お前もな｣
ｷｬ｢ン"ンｯ｣
『ぁ』
完全にキャベンディッシュのこと忘れてた
会話を思い出し恥ずかしさで頬が暑くなる
ｷｬ｢そういうのは2人の時にしてくれ｣
『ご、ごめん』
ドゴォン!!!!
｢｢『！！！！？！』｣｣
"何か"が王宮から中心街へと吹っ飛んでいった
そして空に浮かぶは丸い"何か"
その丸い"何か"は見たことの無い姿をしたルフィだった
ｷｬ｢何て変わりようだ…見たか!?あれが"麦わら"か!?すごい強さだ！｣
ロ｢まだ奥の手があったのか……だが、覇気を使いすぎてる｣
『あのドフラミンゴを追い込むなんて』
一縷の希望を麦わらのルフィに託しこの鳥カゴが消えることをただひたすらに願い続けた
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サナ - コメント遅くなりましてすみません。私もサンジ推したから嬉しいし作者さんの気持ちわかりますっ！ (2022年7月31日 10時) (
レス) @page22 id: d4640aee40 (このIDを非表示/違反報告)
奏星(プロフ) - コメントありがとうございます！亀更新になると思いますが頑張ります！ (2021年7月31日 16時) (レス) id: 467805e49e (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月30日 14時) (レス) id: ea401d31d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年6月25日 12時
