裏へ ページ4
『いいから言うこと聞いて。逃げたいんでしょ』
サ(ナ)｢聖母だ…♡｣
何故か鼻血を流しながら目をハートにしてる泥棒猫にAは眉根を寄せる
だが、今はそんな悠長に考えてる暇はない
とにかく研究所から彼らを外に出すことが優先
ナ(フ)｢仕方ないわ！今はあんたを信じる！｣
暫く走ると外へと出た
外は極寒猛吹雪
薄着の彼らにはやはり耐えられなかったようで全員の足が止まる
フ(チ)｢おい！女ァ!!!どこか吹雪から身を守れる所はねぇのか！｣
『そんなの知らない』
ナ(フ)｢ﾅｯ!!ここまで連れて来といて嘘でしょ!?｣
ロボットが喚くのを無視して子供達の方へ向かう
ナ(フ)｢ちょっと無視?!｣
『みんなこっちにおいで』
ｼﾝﾄﾞ｢Aさん！｣
ｳｽﾞ｢寒くて凍りそうだよ！｣
『…
子供たちの周りを赤い花弁が舞い、次第に炎へと変わっていく
ﾓﾁｬ｢暖かい！｣
｢Aさんありがとう！｣
『…』
(でもこれは一時的なものだし、動きながらは危ない)
サ(ナ)｢子供たちに優しいカワイコちゃんも最高に美しい!!!｣
ナ(フ)｢ちょっとそんなことできるならもっと早くやってよ！てか私たちは寒いままなんですけど！？｣
『…貴方達を助ける義理はない』
ナ(フ)｢〜ｯいちいち癇に障るｯ！｣
──────────────
─────────
─────
あの後侍が悪魔の実の能力で子供達と一味にコートや手袋を与え、間もなくして麦わらの一味が勢ぞろい
吹雪を凌げる場所へと避難することに
麦わら達が情報を共有し合ってる中端の方でそのやり取りを眺めていた
ル｢ん？…あぁ！！なんだお前もいたのか！｣
『…』
ル｢さっきトラ男に会ったぞ！お前もあの時はありがとな！｣
『……別に』
ニコニコと肩を組んでくる麦わらを軽くあしらっているとどこからか視線を感じる
『…』
茶｢おい、A｣(小声)
『………なに』
茶｢お前がなんでアイツらと一緒にいるんだ。突っ立ってないで俺を助けてくれ｣
『…』
(こんな所で鎖なんて解いたら麦わら達にまたすぐ捕まるのがオチなのに…)
ﾁﾗｯと麦わらの一味を見れば話し合いをしているようでこちらには見向きもしない
『私は彼らを裏へ連れてけって言われただけだから』
延々と文句を言われるのは癪なので子供たちの方へと移動することにした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 586人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サナ - コメント遅くなりましてすみません。私もサンジ推したから嬉しいし作者さんの気持ちわかりますっ！ (2022年7月31日 10時) (
レス) @page22 id: d4640aee40 (このIDを非表示/違反報告)
奏星(プロフ) - コメントありがとうございます！亀更新になると思いますが頑張ります！ (2021年7月31日 16時) (レス) id: 467805e49e (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月30日 14時) (レス) id: ea401d31d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かるーあ | 作成日時：2021年6月25日 12時
