宴 ページ18
ナミとウソップと別れてタンカーから降りると何やら騒がしい
｢あっ！Aさん！｣
｢Aさんもこれ食べてよ！｣
｢ぐるぐるのお兄ちゃんが作ったんだよ！｣
『ぁ、…うん。ありがとう』
子供たちがAの姿に気づき忽ち囲まれる
『美味しい』
｢ねー！おかわり貰えるんだって!｣
｢Aさんも行こー！｣
『ちょ、ちょっと待って！』
ｸﾞｲｸﾞｲと腕を引っ張られて宴の中心まで連れてこられる
サ｢お！Aちゃんお味はいかがかな？｣
『すごく美味しかった。黒足……サンジは料理が上手なんだね』
サ｢!?え、今、俺の事…な、名前でｯ｣
ナミが二つ名で呼ばれるのを嫌がっていたためもしかしたらほかの一味も嫌なのではと思い名前で呼んで見たところ
『ｴｯ、大丈夫？！』
目をハートにして鼻血を大量放出して倒れてしまった
ﾛﾋﾞ｢あらあら｣
『あくｯ…ロビン！どうしよう！』
放っておいていいわよ、と笑いながら言って宴の輪に入っていくロビンの後ろ姿を見ていると不意にローから声をかけられる
ロ｢いつまでアイツらと馬鹿騒ぎしてやがる｣
『ﾊﾞｯ、…騒いでない…』
ロ｢まぁいい。いい加減ここから離れる。もうさっきみたいな勝手な行動はするなよ｣
『…うん。本当にごめん、どうかしてた』
申し訳なさで俯くと頭に重たい感触が
ロ｢お前こそ、無茶すんじゃねぇ｣
『うん』
口調はキツいもののローの表情は穏やかなものだった
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研究所のすぐ側
捕らえられた3人は目を覚ましていたようでこちらをジッと見つめていた
『…』
ベ｢こんなことして、若様が黙ってないわ……ｯ!?｣
先程までの優しい表情と打って変わって冷酷な瞳で3人を見る
"若様"に反応して手に持っていた黒蝶をベビー5の首に回す
『ローに言われてるから殺さないけど…次私の前でその憎たらしい言葉喋ったら、2度と口を利けないようにするから』
バ｢や、やめろだすやん!!｣
瞬時にバッファローの目の前に黒蝶を突き出す
『あんたもだから。その前歯へし折る』
ようやく黙った2人を背に麦わら達の元へと歩く
ナ｢あんたどこ行ってたのよ。あの子たち行っちゃうわよ｣
『…ちょっと』
｢おねーちゃーん！！｣
｢Aさーん！ありがとうー！｣
子供たちの声に先程の表情からがらりと変えてAも手を振った
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サナ - コメント遅くなりましてすみません。私もサンジ推したから嬉しいし作者さんの気持ちわかりますっ！ (2022年7月31日 10時) (
レス) @page22 id: d4640aee40 (このIDを非表示/違反報告)
奏星(プロフ) - コメントありがとうございます！亀更新になると思いますが頑張ります！ (2021年7月31日 16時) (レス) id: 467805e49e (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月30日 14時) (レス) id: ea401d31d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年6月25日 12時
