【ヒロアカ】敵甘め短編集

＊ ページ22

「弔くん？何してるの？」

私が聞くと、弔くんがさも当然そうに言う。


「あ？だから、見返りっつってんだろ。

Aが散々俺のこと触ったんだから、今度は俺の番。」



なにそれ

そんなの、聞いてない。




弔くんがくすくすと笑う


「A、顔真っ赤。

なに？触るのはいいのに触られるのは恥ずかしい？」


「うぁ、当たり前でしょ！」


やめてよ、って言っても弔くんは聞いてくれない。

それじゃ、っていって私の服を捲って、

私のお腹の辺りを撫でる。


「ふぁ…やめてよ…」


「やめない。」


腰、足、顔など体の至る所を触られる。


「はぁ…A、誘ってんの？」


「さ…誘ってなんか…」


否定したけど、もう遅い。



今度はキスをされる。

しかも、深い方。


「ん…とむ…らくん…」


くちゅ、と音が鳴って恥ずかしい。


「ん…ふぅ…？！」


キスをしたまま、弔くんが服の中の更に奥に手を入れてくる。

くすぐったくて、気持ちいい。

ぼーっとする頭の中で、何でこんなことになったんだっけ、と考える。



「A…愛してる。」



甘ったるい弔くんの声

肌と肌が触れ合って熱い



好きな人に触れていられるからまぁいっか、と私は弔くんに身を委ねた。

キスマーク《窃野トウヤ　お砂糖5つ》面倒飴様リクエスト→←筋肉フェチ《死柄木弔　お砂糖5つ》

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