＊ ページ30
「な…な……！」
言葉が出てこず、パクパクと口を動かす私をさも愉快そうに見る死柄木さん。
すると。
「なーんだ。
プレゼントってそーゆーのでもいいんだな」
俺めちゃめちゃ悩んだのにぃ、とコンプレスさんが。
そして。
「えっ____んんっ！」
死柄木さんより少しだけ長く、唇に触れる。
優しかった。
「俺からもプレゼント。_______と、それも」
離れた彼が私の首元を指す。
と、そこには。
きらり、と光る可愛らしいネックレスが、いつのまにか私の首にぶら下がっていた。
Aちゃんに似合うと思ったんだけど、と言う。
「あ…ありがとうございます！すごく可愛いです」
思わず笑みが溢れる。
「弔くん達だけずるいです！」
そう言ったトガちゃんは。
自身の手元にある、綺麗にラッピングされたプレゼントと私を交互に見、
「Aちゃん！」
結局、私に抱きついてくる。
あったかい__。
「私からも、プレゼントです！」
またされるのかな、でもトガちゃんだしいっか
なんて、思っていたんだけど。
ﾁｭｳ、
「いっ___！」
少々の痛み。
いや、これって…。
「と…トガちゃん！」
「あ…ごめんなさいっ！」
謝る彼女。
突発的にやっちゃったソレは、もう跡がくっきり。
ザワザワ、
と、荼毘さんがこっちに来て。
なんか、ヤな予感。
「ばぁか。
キスマってのはこうやんだよ」
「ちょっ、待っ____！」
_____________
「はぁ…疲れた…」
誕生日会で疲れるってあるかいそんなこと。
会が終わり、それぞれ帰途についた後のバーでカウンターに突っ伏す。
すると黒霧さんが私に声をかける。
「お疲れ様でした
でも、彼らも彼らなりに楽しませようとしていたようですよ？」
うん、わかってるよ
それに。
「すごく、楽しかったです」
ありがと、
言うと、伝えておきますよ、だって。
心地よい眠気が押し寄せて
ケーキの甘さとか
プレゼントを貰った時のあの感じとか、思い出して
今日が終わる。
今日は
世界一、幸せな誕生日。
__________________
ちなみに黒霧さんからはシャンパングラスを貰いましたよ
キスを迫ってくるトゥワイスさんはちょっとウザかったので張り倒しました←
リクエストありがとうございました！
ベルリアン様、遅くなってしまいましたが、
お誕生日、本当におめでとうございます！
ベルリアン様の幸せを願っております___。
ハニートラップ《天蓋壁慈 お砂糖4つ》死穢八斎會・ヴィラン最高様リクエスト→←＊
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ヒロアカ大好き - あと、リクエストよろしいでしょうか？リクエストはお砂糖5つで、オバホとクロノで耳責めお願いします！！受け付けてなかったらすいません…！出来たらお願いします！ (2023年4月29日 22時) (
レス) id: 2822ecfe2a (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ大好き - 占ツクの方が見やすいので占ツクで継続して欲しいです！ (2023年4月29日 22時) (レス) id: 2822ecfe2a (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - まーさん» まー様、コメントありがとうございます！お久しぶりです。占ツク、了解いたしました！まー様のご意見も参考にさせていただきますね。今後ともよろしくおねがいいたします*_ _) (2023年4月8日 21時) (レス) id: 1095a03807 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - Twitterのアカウント持ってないので、占ツクで継続していただけたらありがたいですm(_ _)m (2023年4月8日 20時) (レス) id: 859eb8a7c1 (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - ランさん» ラン様、コメントありがとうございます！更新遅れまして申し訳ありません…。占ツクですね！了解しました。ラン様のご意見も参考に今後について考えていきますね。コメント本当にありがとうございましたm(*_ _)m (2023年4月8日 7時) (レス) id: 1095a03807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫蘭 | 作成日時：2020年5月23日 13時
