モテ女とイケメン達

ふたりっきりは… ページ33

勝利side




健人くんは、LINE教えてもらってたけど俺は、そんなことできない。




ついつい、意地っ張りになってしまうからだ。Aとは、ずっと前からの知り合いだ。





でも、あいつは昔のことなんて覚えてない。母さんは、Aちゃんと一緒のクラスで良かったねって言ってくるもんだから……






俺は、ちょっとキレ気味になったりする。





家帰って、数分後…。





Aが家に来たのだ。なんで？！と思ったけど荷物届けてくれたらしく。






母さんも母さんだ。エクレアを食べてもらうために家に強引に入れさすし。困ったもんだ。







しかも、なぜか俺も…一緒にいたいという気持ちに負け、今ふたりっきりだ。







貴 「勝利…くんは…食べないの…」




勝利 「うん。今は、お腹空いてないから」






なんだよ、この空気最悪何ですけど。





A、暇なのか…携帯いじってる。なんか俺つまんないやつじゃん。





どうにかしないとな。





勝利 「Aってなんでイケメン嫌いなの？さっきの話を聞かせて？」





Aは、肩をビクッとさせる。




貴 「なんで！？話せないって言ったじゃん(笑)」





無理すんなよ！って言ってやりたかったけど、俺に言う権利はない。

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