モテ女とイケメン達

悪魔？と天使？の囁き ページ25

Aside




菊池先輩に髪をワシャワシャされた。髪ぐしゃぐしゃなんですけど。



ウ〜ン、やっぱりイケメン最高(悪魔？)なんて思ってしまう自分と顔だけよ(天使？)と言ってる自分がいる。




頭で整理すると、頭から囁かれる。



悪魔？ 「やっぱりイケメンくんにしとこうぜ。イケメンと付き合ったらいいこと盛りだくさん」

やっぱり？！でもな。


天使？ 「ダメだよAちゃん、イケメンに１回騙されたんだから！イケメンなんてただ顔が良いだけよ」


そうだよね。前経験してしまったし。



悪魔？ 「A、顔だけじゃなくて中身も見て判断したほうがいいぜ。天使の言葉におどらせるな」



中身ねぇ。そういえば見てなかった。




天使？ 「悪魔の言葉は、心なしで考えてるわ。イケメン＝性格悪いなんだから、めったにいないは、性格もイケメンで顔もイケメンなんてただの理想に過ぎないのよ？」


悪魔？ 「なんだと！天使のくせいに。お前がAに変な事教えてんだろ？」


なにこれ…喧嘩？

天使？ 「なんですってあんたもね！」




貴 「もぅ！うるさいからしゃべんないで！」



あ、口に出た。うん？菊池先輩以外みんな笑ってる。菊池先輩を見るとキレ気味。




そんな状態で生徒会室で椅子に腰をかける。



貴 「菊池先輩のことじゃないですからね。さっきの。」




風磨 ﾁｯ 「風磨…風磨って呼んだら許す。あとタメ口」



今舌打ちしたこの人しかも許されるなんて意味分かんない。



貴 「じゃ言わせてもらいますけど…ふぅさっきのは、風磨に言ってないから。あれは…」




みんながあれは？って声を揃える。さっきの話を言ったらめっちゃ恥ずかしくなるからやめよう。あたし今絶対真っ赤じゃん顔



貴 「な、何でもない！」



風磨 「めっちゃ気になるんだけど〜」



からかってるこいつ…

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