✿可笑しくなる日。 キラメイジャー【ヨドンナ】 ページ47
※微百合
✿ヨハネ様リクエスト✿
NOサイド
『んっと、じゃあ私はコーヒーゼリーで』
店員「了解致しました〜」
店員はぺこりとお辞儀をして厨房に入って行く。
ヨドンナ「またAコーヒーゼリー?」
Aと一緒にカフェに来ていたヨドンナはそう言って顔を顰めた。
『だって私甘い物苦手だもん』
ヨドンナ「えー、勿体無ぁ!」
『ヨドンナに誘われるから来てるだけだもん。もっと甘いの好きな人誘えば良いのに』
ヨドンナはいつもAをカフェに誘う。
新しいメニューが出た、とかポイント2倍、とか色んな理由を付けてはAを無理矢理連れて来る。
対するAは甘い物が苦手だ。
しかし何も頼まない訳には行かないので、取り敢えず飲み物とコーヒーゼリーを頼む。
ヨドンナはいつもそれを不思議そうに眺めていた。
ヨドンナ「ボク、Aとじゃないとやだ」
ヨドンナはそう言って口を尖らせた。
『ええ、そんなワガママな』
Aは困った様に笑った。
店員「お待たせ致しました、パープルかき氷とコーヒーゼリーです〜」
店員がそう言ってかき氷とコーヒーゼリーを机の上に置いた。
ヨドンナはかき氷にレモンソースを掛けながら口を開く。
ヨドンナ「だって仕方無いじゃん。ボク、Aが大好きなんだから」
『えっ』
いきなりの告白にAはぽかんと口を開けた。
先程までは正直迷惑だと思っていたのだが、ヨドンナのかき氷が紫色がピンク色になったみたいに、嬉しさが込み上げて来た。
ヨドンナ「ほら、やっぱり好きな人と過ごすのって楽しいじゃん?ボクが本気で笑えるって言うか…。だからAと一緒じゃなきゃやだ」
ヨドンナの言葉に、Aは段々恥ずかしさを覚えて来た。
『や、やだな………そんなお熱い事』
ヨドンナ「ヘラヘラすんな。ボク本気なの」
Aはパンクしそうな頭で、ヨドンナの言葉を脳内でリピートした。
そしてコーヒーゼリーに添えられているミルクピッチャーをそっと傾ける。
グラスの底にコーヒーと混じった薄茶色のミルクが溜まって行く。
ヨドンナ「A?おいA!!!何でミルク入れてんの?」
『え?あ、あれっ』
Aは自分の行為に気付き慌てる。
いつもは入れたりしないのに。
そのコーヒーゼリーを口に運べばミルクの甘さが広がる。
『甘っ………』
でもこの甘さも悪くないと思ったのはきっとヨドンナの所為だ。
リクエストありがとうございました✨
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桜もち。@椿くん推し(プロフ) - Maro茶@さくらぁ&剣(特に始さん)推しさん» ありがとう!こちらこそリクエストありがとね〜🥰是非またいつでもリクエストしてね♪ (7月7日 16時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
Maro茶@さくらぁ&剣(特に始さん)推し(プロフ) - さくらちゃん、続編公開おめでと!剣崎くんルートもありがと!15年越しの再会からの優しい愛情が素敵だったよ!❀.(*´▽`*)❀. (7月7日 9時) (レス) @page49 id: dd2cef6328 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。@椿くん推し(プロフ) - 【皆様へ】続編を公開致しましたので、リクエスト、コメントはそちらによろしくお願いします🙏 (7月6日 7時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。@椿くん推し(プロフ) - アニメ好きさん» ありがとうございます🥰とっても嬉しいです! (7月6日 7時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉これからもお体に気おつけてがんばってください。応援しています (7月5日 22時) (レス) id: 0005f4b675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*桜もち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/
作成日時:2023年4月16日 17時