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✿天才と馬鹿。 ビルド【桐生戦兎】 ページ28

※ヤンデレ

✿*華桜ちゃん*〜Sora@STヲタ様リクエスト✿

NOサイド

『そっか!やっと分かったよ〜!戦兎くん、ありがとう!』

Aはそう言って笑う。

机に広げられているのは大学の授業のテキストとノート。

Aは分からなかった箇所を教えて貰いに、桐生戦兎の元へとやって来ていたのだった。

戦兎「いえいえ。お役に立てて何より。Aは吸収早いから、教えてても凄くやり易いよ。ほんと、俺と同レベの天才かもな!」

戦兎はそう言って笑った。

彼はいつもAの事を頭が良いと褒めてくれる。

だからついつい講師よりも彼の元へ来てしまうのだ。

お互いに良好な関係を築けており、気が付けば両想い。

付き合うまでに発展していた。

とは言えこの勉強を教える習慣は今も健在。

ある日の勉強会後、戦兎は徐ろに口を開いた。

戦兎「………そう言えば、Aには万丈や北都の奴らとは話して欲しくないな」

『え?何で?』

戦兎「Aは俺と一緒に居れば良いの。あいつらとつるんでると、馬鹿が伝染るよ?」

戦兎の言葉で場が凍った。

しかし、普段勉強を教えて貰っている借りがあるので、Aは頷く事しか出来無かった。

『うん、分かった』

だが、その数日後戦兎は見てしまった。

Aが万丈達と楽しそうに喋っているのを。

戦兎ははぁ…と溜め息を吐く。

Aの事は吸収の早い頭の良い子だと思っていたが、実際そうでは無いらしい。

戦兎「ほーら、あいつらと遊んでるからAも馬鹿になってる」

戦兎はつかつかと彼らに歩み寄ると、Aに向かって言う。

戦兎「ねえA。この前言った事、覚えてるよね?Aも了承してくれたよね?」

『違っ、こ、これは………』

もごもごとイイワケをしようとするAの首を、腕で取り押さえる。

戦兎「ちゃんと隠し通す事も出来無い無能なのに、よくこんな事する勇気があったね?隠れてないとこーなるって分かんなかった?」

戦兎はにこりと笑いながらAを脅す。

戦兎「Aにはゲンメツしたよ。折角頭が良いからって期待してたのに。こんな馬鹿な事するなんて。ねえ?」

戦兎はそれから腕に力を込めた。

どさり、とその場に崩れ落ちたAを見て嘲る様に笑う。

戦兎「あーあ、お馬鹿な所為で命奪われちゃうなんて。ほんと残念」




リクエストありがとうございました✨

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桜もち。@椿くん推し(プロフ) - Maro茶@さくらぁ&剣(特に始さん)推しさん» ありがとう!こちらこそリクエストありがとね〜🥰是非またいつでもリクエストしてね♪ (7月7日 16時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
Maro茶@さくらぁ&剣(特に始さん)推し(プロフ) - さくらちゃん、続編公開おめでと!剣崎くんルートもありがと!15年越しの再会からの優しい愛情が素敵だったよ!❀.(*´▽`*)❀. (7月7日 9時) (レス) @page49 id: dd2cef6328 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。@椿くん推し(プロフ) - 【皆様へ】続編を公開致しましたので、リクエスト、コメントはそちらによろしくお願いします🙏 (7月6日 7時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。@椿くん推し(プロフ) - アニメ好きさん» ありがとうございます🥰とっても嬉しいです! (7月6日 7時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉これからもお体に気おつけてがんばってください。応援しています (7月5日 22時) (レス) id: 0005f4b675 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*桜もち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/  
作成日時:2023年4月16日 17時

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