✿毎日食べたい。 キングオージャー【カグラギ・ディボウスキ】 ページ22
✿ユキナ様リクエスト✿
NOサイド
『えっ、私がですか?』
Aはいきなりなオファーに驚きを示す。
黒子「ええ。貴方はこのトウフの国の中でも料理の腕前が素晴らしいとお聞きしています。カグラギ様の開かれる宴には適任かと」
トウフの農民の娘であるA。
今度開かれる宴で料理を振る舞って欲しいとの事で。
しかもその宴は、トウフの大殿様カグラギ・ディボウスキが開くらしい。
重大な任務だが、これも良い経験である。
Aは取り敢えず引き受ける事にした。
そしてその宴当日。
Aはトウフの中でも特に美味しい食材だけを集めて料理を作った。
沢山練習したし、少しだけ味見もしたが、かなり美味しいと思う。
Aは厨房の方からそっとカグラギ達の様子を窺った。
カグラギはおかずを口に運び、咀嚼する。
全てを完食してから、カグラギが発した言葉は予想外の物だった。
カグラギ「うむ。これを作った方をお呼びしなさい」
Aは何を言われるのだろうと身構えながらカグラギの元へと行った。
『わ、私です』
カグラギ「これは…お替わりは無いのですか?」
『へ?あ、足りなかったですか?お替わりはすみません、用意してないです………!!』
Aは内心怯えながらそう言う。
するとカグラギは微笑んだ。
カグラギ「そうですか。足りなかった訳では無いのですよ。ただ、お替わりしたい位にとても美味しいと思いまして………!!!是非また次の宴でも頼ませて頂きたい」
カグラギがそう笑うので、Aも慌ててはにかんだ。
『わ、私で良ければ是非………!!』
国を代表する様な人に褒められると言うのは素直に嬉しい。
そう思った矢先、カグラギはまた言った。
カグラギ「そうです、良ければ私と夫婦になってくれはしないでしょうか?」
『め、夫婦……!?』
まさかのプロポーズにAはつい素っ頓狂な声を出した。
カグラギ「ええ。だってそうすれば、この美味しい料理を毎日食べられるんですよ?ですから、貴方さえ良ければどうでしょうか?」
『え、え……』
Aは混乱していて言葉が出て来ない。
『わ、私で良ければ………よろしくお願いします』
断る理由も無く、Aはそう言ってぺこりとお辞儀した。
周りからの拍手で、顔が熱くなる。
そんな彼女の手を、カグラギは優しく包み込んだ。
リクエストありがとうございました✨
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桜もち。@椿くん推し(プロフ) - Maro茶@さくらぁ&剣(特に始さん)推しさん» ありがとう!こちらこそリクエストありがとね〜🥰是非またいつでもリクエストしてね♪ (7月7日 16時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
Maro茶@さくらぁ&剣(特に始さん)推し(プロフ) - さくらちゃん、続編公開おめでと!剣崎くんルートもありがと!15年越しの再会からの優しい愛情が素敵だったよ!❀.(*´▽`*)❀. (7月7日 9時) (レス) @page49 id: dd2cef6328 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。@椿くん推し(プロフ) - 【皆様へ】続編を公開致しましたので、リクエスト、コメントはそちらによろしくお願いします🙏 (7月6日 7時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。@椿くん推し(プロフ) - アニメ好きさん» ありがとうございます🥰とっても嬉しいです! (7月6日 7時) (レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉これからもお体に気おつけてがんばってください。応援しています (7月5日 22時) (レス) id: 0005f4b675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*桜もち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/
作成日時:2023年4月16日 17時