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「とりあえず、ここは好きに使っていいよ」
「おー！広い広い！！」
私たちは五条に寮の中を案内してもらっている。
寮といえば、大きな部屋に数人が住んでいるというイメージだが、一人一部屋とはかなり金がある学校だ
虎杖は早速自分の部屋にグラビアのポスターを張り始める。
「Aはこの階の突き当りの部屋ね」
『わかった』
「あとこれ」
と、五条が私に何かを差し出す、
『え、スマホ？』
「前の壊れてたでしょ。新しいの」
『…私、お金ないんだけど』
「だからあげるって。いまどきないと不便だしね」
？？？？
今この人、あげるって言いました？？？？
…あ、もしかしたらこれがドッキリでスマホが壊れてるとか……
『ちゃんと動く……だと…？』
「酷くない？？」
いや、スマホあげるなんて言われたら、まずは怪しむのが普通だろ！
五条の言うとおり、私のスマホはホテルで壊れてしまった。
最初は充電がないと思っていたのだが、壊れてて起動すらできなくなっていた
『……この恩はいつかちゃんと返す…』
「ははっ、楽しみにしてるよ」
これで貸しといってとんでもないことを要求されそうな気もするので、早いうちにこの恩は返そう…。
「けどさ先生、指とか眼ってどうやって探すの？」
「それなら大丈夫、君たちの中にいる呪いが力を取り戻すために在り処を教えてくれる。
君たちは器だけではなく、探知機というわけだ。現場にいないと始まらない」
『そんな簡単に教えてくれるもんなのか…？』
「そこはWINWINの関係を築けると思うよ。…ま、あいつの力が戻ればこんなことしなくても済むんだけど」
「『？？』」
「げ、隣かよ」
扉の方を見ると、そこには伏黒が不機嫌そうに立っていた。
先日巻いていた包帯もとれ、今日は本当に元気そうだ
「お、伏黒！」
「他に空室なんていくらでもあったでしょ…」
「にぎやかな方がいいと思って」
「授業と任務だけで十分です」
きっぱりという伏黒をよそに、五条はぱん、と一つ手を叩く
「まあいいっしょ！それより明日はお出かけだよ」
『お出かけ？』
「四人目の一年生を迎えに行きます」
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マリイ - 「夢主が宿儺様を(悠仁みたいに)食べた」設定と「夢主が呪霊を式神にする(式神にする呪霊は花御で)」設定見たいです (2021年1月4日 15時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！！頑張りますー！！！！ (2020年11月26日 12時) (レス) id: af85f8939e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！ (2020年11月26日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！自分も何も知らないでいきなり飛ばされる系が好きです！まだ始めですが頑張ります―！ (2020年11月23日 16時) (レス) id: fcc3212c03 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - こういう系大好きです！主人公が知らない世界に来て「え？どこここ？」みたいな展開が好きです！今後も頑張ってください！ (2020年11月23日 14時) (レス) id: 890ce0fcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2020年11月23日 12時
