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そこからを簡単に説明すると、約束通り10秒すぎると宿儺は消え、虎杖が戻ってきた。
そして、五条は虎杖を何らかの方法で気絶させた。
 
いや、首に手刀で気絶させるとかはよくテレビで見るが、でこには初めて見たぞ…。

まさか五条の手にそれほどの力が…!?

 
「これで目覚めた時、宿儺に体を乗っ取っていられなかったら彼には器の可能性がある。
そこの君もね」

『私?』


「君は宿儺よりコントロールは効いているようだし、とりあえずさ」

タッ、と五条は一歩私に近づく。


「眠っててもらうよ」

トンッ

『あ、れ……』

ただ、でこを小突かれただけなのに、あっという間に瞼が下がっていく。
…自分で受けても、これでどうやって気絶したとかわかんないや…。


 
 
 
 


 
 

『………ん?』
 
……私、寝てたんだっけ…?

「おはよう。今の君は、どっちかな?」

重い瞼を開け、視線を上げるとそこには目隠しをした奇妙な男がこちらを見ている。


『お前は…』

「五条悟。呪術高専で教師をしてる」

五条…呪術……


『…っ、そうだ!私化物がいる学校に突然来て……あれ、虎杖は?伏黒は?
それに、ここって…?』

ここは決して、自分の部屋などではない。
何か小さな部屋のようだが、部屋の壁にはお札が張り巡らされており、私も椅子に縛り付けられており、身動きが取れなかった

あの学校での出来事もわけわかんなかったのに、まだわけわかんないこと続くのか…


「他人の心配をしている場合じゃないよ、橘A」

『?』




「―――君の、秘匿死 刑が決定した。」

『ひとくしけい……?』



「ま、ようは君、死ぬってことだよ」



『…………………』

「あれ?おーい、聞いて、」



『はーなーせー!!!!まだ死にたくない!!!!』

「うっるさ!」


力のある限り、私はでかい声で叫ぶ。
ずっとわけのわからないまま、何もしてないのに、君今から殺すよとかそんな理不尽な話あるもんか!!!
 

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マリイ - 「夢主が宿儺様を(悠仁みたいに)食べた」設定と「夢主が呪霊を式神にする(式神にする呪霊は花御で)」設定見たいです (2021年1月4日 15時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます!!頑張りますー!!!! (2020年11月26日 12時) (レス) id: af85f8939e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください! (2020年11月26日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます!自分も何も知らないでいきなり飛ばされる系が好きです!まだ始めですが頑張ります―! (2020年11月23日 16時) (レス) id: fcc3212c03 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - こういう系大好きです!主人公が知らない世界に来て「え?どこここ?」みたいな展開が好きです!今後も頑張ってください! (2020年11月23日 14時) (レス) id: 890ce0fcb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年11月23日 12時

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