一番行きたくない世界って言ったらその世界に連れてかれました２ 【エヴァンゲリオン】

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『…っ！お、美味しいっ！』

「こんなにおいしいお肉食べたことないわ…！」

「お肉ってこんなにおいしくなるんだ…」


ツバキの運転できたのは、第三新東京市から少し離れたところにある隠れ家的な店
外観はただの家だが、中に入ればそこは高級感の漂う立派なお店だった


そこで出されたお肉は、もうそれはそれは美味しいだなんて言葉で表すのも申し訳ないくらいの美味しさだった

語彙力がないからあれだけど、食レポするならお肉が舌の上で溶ける！

後は今まで見たことのない料理すぎてなんて表せばいいかわからないけど、とりあえず美味しい


「今の時代の肉といえば、9割は人造肉。ですが、このお店で扱っているものは純粋な動物たちの肉です」

「人造肉の入ってない肉なんて初めて食べました」

「でもよくこういうお店知っていたわね。貴方まだ若いのに」

ミサトさんたちが話している間も、私は目の前の肉を食べる

前世では、動物の肉なんていくらでも食べてたけどこっちに来ては一度も食べたことが無かった
ここで食べねば、一生後悔するぞ…！！！


「ここのオーナーが父と知り合いでして、たまに連れてきてもらったんです」

「金持ちは食べてるものから違うのね…」


「ツバキさんのお父さんって…？」

『ふふひへいはよ！』

「こら、食べてから喋りなさい」


『…ごくん。冬月副司令だよ、ツバキのお父さん』

「…もしかしてツバキさんて偉い人…？」

シンジの言葉にツバキは苦笑する


「別に僕は何も偉くないよ、たまたまあの人の子供になっただけでね」


「若いのに高学歴高収入、顔も性格も完璧。親も組織のトップ…こりゃ優良物件だわな」


　

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