一番行きたくない世界って言ったらその世界に連れてかれました 【エヴァンゲリオン】

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朝


「Aー！！おきなさい！今日から学校でしょ！！」

『んー…あと40分……』


「遅刻するわよ！ほら、布団から出た出た！！」

『いやぁ！ミサトさん、私から布団君を取らないで！！！』


私の恋人ぉぉ！！！

3時間くらい前に寝始めたから、私の体は今完全に睡眠モードだ
起きたくない！！

いや、そんな時間まで起きてた私が悪いんだけど…

　
今日から私とシンジはお馴染み、第3新東京市立第壱中学校へ転入することになった。

眠い目をこすりながら、アスカやレイちゃんと同じ制服に身を包む


『お、おぉ…！』

エヴァのキャラクター達と同じ服装をしている…！これぞトリップしてきてやりたかったことの一つだよ！


　
　
・

　
『それじゃあ行ってきます！』

「い、いってきます」


「いってらっしゃい、二人とも」

私とシンジは並んで中学校へ向かう
つい数日前までと事をしているのに、なんだかとても新鮮に感じる


今まで学校で友達を作るってことをしてこなかったけど、これからは頑張るぞ！
レイちゃんやヒカリちゃんとも仲良くなれるかな

あー…でも緊張するなぁ、転校は今まで何回かしてきたけど、慣れるものでもない


「A、楽しそうだね」

『そうかな？めちゃくちゃ緊張してるよ…うー、シンジと一緒のクラスになれるかな？』

「僕もAと一緒の方がいいなぁ」


今まであまり一緒のクラスになったことのない私たちは、休み時間になる度大体どちらかの方に行って喋っていた
　

『そういえば小学生の時、私と暮らす離れ離れになってシンジ泣いてた時あったよねー。
Aと一緒じゃなきゃ嫌だ！ってさぁ』

「そ、そのことは言わないでよ！恥ずかしい…」

『えー？めちゃくちゃかわいかったのに』


シンジは顔を真っ赤にして、Aのばかっ！と叫ぶ

　
『あ、大丈夫だよ！もちろん今のシンジも可愛いから！』

「僕男だよ！」

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