一番行きたくない世界って言ったらその世界に連れてかれました 【エヴァンゲリオン】

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一通りリツコさんから説明を受けた後、私たちはエントリープラグの中に入り操縦席に座る

『お、おぉ…！エントリープラグの中…！』


めちゃくちゃ怖いし、緊張するけど体はどこか高ぶっている。
これからエヴァに乗って、使徒と戦う…ようやくアニメの世界らしくなってきた…！

外からはオペレーターの人達や整備の人達が着々と準備を進めている

【プラグ固定終了、第一次接続開始！エントリープラグ注水！！】

それと同時に、足元から勢いよく水があふれてくる


『わっ！』

「な、なんだよこれ！」

死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ…！！！
息が出来るとはわかってても、まるで溺れていくようでつい息を止めてしまう

【心配しないで、肺がLCLで満たされれば直接酸素を取り込んでくれます】


無理無理ムリぃ！！！
完全にエントリープラグの中を水が満たし、息を止めるのも限界を迎える

戦う前に死ぬとか……早かったな私の人生の終わり……


『……って普通に息出来るし』

この世界の技術すごすぎる……


【主電源接続、全回路動力伝達起動スタート！！】

目まぐるしく景色が変わり、最後には視界が通常に戻る


「…どうなってるんだろ…これ」

『シンジ、大丈夫？』

「う、うん…」


『…私もよくわからないけどさ、ようはあの怪物を倒して世界のヒーローになっちゃおうよ！
ヒーローになったら女の子からモテモテだよ？全世界からもてはやされちゃうよ？』

そういうと、シンジが回線の向こうから笑い声が聞こえた
…よかった、笑ってくれて


『さあ頑張ろ、シンジ！父さん見返してやらなきゃ！！』

「うんっ」

　
【エヴァンゲリオン初号機及び改・初号機発進！！】


その瞬間、体に今まで味わったことのない振動が私の体を襲った。

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