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「えーっと…駅西口を出て北三番ゲートを右……で、次は…もう、本当にここ分かりにくい作りしてるのよね…」
「あの…もしかして迷ったんですか?」
「……まだ不慣れなのよっ。でも、そのうち着くわよ、きっと!」
「はぁ…。…A、大丈夫?まだ気持ち悪い?」
『さっきよりはだいぶ楽…でもまだキモチワルイ…』
車から降り、ネルフ本部に行くため私たちは自動で動く歩道に乗り、移動していた。
車とは違い開放感があって、いい風も吹くからまだ…まだいい…
長い歩道の先に、私たちはネルフ本部の中へと入る。
「…あの、まだ父のところにはつかないんですか」
「うっ」
ぎくり、とミサトさんは分かりやすく肩を揺らす
「う、うるさいわね…あなた達は黙ってついてくればいいのよ」
「どこへ行くの、貴方達?」
その時、後ろから声をかけられる。
この声…この某海賊アニメのお姉さんボイスといえば……!!
「遅かったわね、葛城一尉」
「あ、リツコ…」
クールビューティーなリツコさんじゃないですかッ!!
リツコさんはミサトさんにきつめの目を向ける
「あまりに遅いから迎えに来たわ。ぐずぐずしている暇はないの、貴方だって分かっているでしょ?」
「ごめんっ」
余り懲りてないミサトさんの様子に一つため息をつき、私たちに視線を向けた
「この子たちね、三人目の適合者と四人目の適合者って」
フォースチルドレンって響きかっこよすぎ。
一度は言われたい二つ名ランキングトップ50くらいには入るね
「あ…初めまして、碇シンジです。で、こっちが…」
『碇Aですっ……おぇ』
「…なぜこの子は来た途端気持ち悪そうにしているの?」
「あっはは……私のドライブテクニックがすごすぎたのよ」
またあなたは…と小言をリツコさんは口にする。
いや、私が勝手に吐いただけだからミサトさんは悪くないんだけどね…
「…私は技術一課E計画担当博士、赤木リツコ。よろしくね、二人とも」
「は、はい」
『こ…こちらこそ…うっ』
…こんな姿で会いたくなかったよ…
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**雪音**@テスト嫌だ(。´Д⊂) - おもしろくてとてもすきです!「わーでっかい使徒だぁ」ってもしかして…!?!!(( (2022年2月14日 2時) (レス) @page9 id: d23b4dd949 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - さらわさん» おお!ここにも仲間が!いいですよねー、ありがとうございます! (2020年5月15日 12時) (レス) id: af85f8939e (このIDを非表示/違反報告)
さらわ(プロフ) - 引っ張りゲームのせいで今更ハマってしまったの全く同じです笑おまけにあbまで配信してて、名作ですよね!更新頑張ってください!! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 62d360a22c (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - リサさん» リサさんありがとうございます!!めちゃくちゃうれしいです!!!頑張ります!!!!!!!! (2020年5月11日 21時) (レス) id: 5c5f498b44 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!これから更新頑張ってください! (2020年5月11日 15時) (レス) id: bb331808a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2020年5月7日 0時