皇帝の暖かさ ページ5
私は今までにないくらい、心臓がドキドキいってる。
A)のさか…くん…？
今の私にはこの一言を言うのが精一杯だ。
野坂)僕…もうAちゃんと一生話せなくなるかと思った…
A)私も…
“ 私も同じだよ ” と 言おうと思ったが、
涙が溢れ出てきて 言葉にならなかった。
さっきとは違う涙だ。
野坂)少しの間だけこうさせて…
A)ごめんなさい…私…野坂くんに…
不安な思い…させた…
野坂)もういいよ…
野坂くんがそう言ったことをきっかけで、
沈黙が流れた。
だけど、今度の沈黙は嫌じゃなかった。
A)野坂くん…ありがとう…
この “ ありがとう ”の意味は自分で言ったのに、
分からなかった。自然に出た “ ありがとう ”
だったのだ。
野坂)僕の 心臓 うるさいよね…
A)えっ…
私は今まで、自分の心臓だけがうるさいと思ってたが、野坂くんもだ。
A)大丈夫…私も同じだから…
野坂くんの体温が暖かくて、自然と涙が出てきた。
体だけではなく、心まで温めてくれる気がした。
☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.*:.｡.☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.*:.｡.☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.
つくし)2人とも おかえr…⁈
西蔭)野坂さん⁈
ヒロト)何があったんだ⁈
杏奈)桜さん⁈
一星)お2人とも 何があったんですか⁈
みんなが、そう言うのも無理はない。
いつも冷静でいる野坂くんは顔を真っ赤にして
降りてきて、
ちょっとやそっとでは泣かない私が、
号泣で降りてきたからだ。
ヒロト)お前 桜に何やったんだ⁈
野坂)誤解だよ。ヒロトくん。
言葉は冷静であっても、野坂くんの顔は真っ赤だ。
杏奈)なっ 何があったんですか⁈
A)なっ…なんでもありません…
つくし)絶対何かあったよね⁈
宿舎に戻ったら 全部聞かせてもらうからね！！
こうして、忙しくて、楽しくて、ドキドキした
１日は幕を閉じた。
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桜 夢亜羅 - アドバイスありがとうございます！初心者なのでとてもアドバイスありがたいです！これからも マネージャー（仮）になりました！をよろしくお願いします(*^◯^*) (2019年9月21日 20時) (
レス) id: 47c0d59b5f (このIDを非表示/違反報告)
田中ぬぬぬ - 続編おめでとうございます！！これからの話の展開にワクワクしてます！小説を書いたことがない私が言うと不快になるかもしれませんが、キャラクターや夢主ちゃんのセリフを）ではなく「」で表したらどうでしょうか？更新頑張ってください！応援してます(*^^*) (2019年9月21日 15時) (レス) id: 7caf74fedc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 夢亜羅 | 作成日時：2019年9月21日 14時
