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150歩目 これからちまちま更新していかなきゃ(使命感) ページ6

『エスキス...?』

フレーサには薄くなっていくエスキスの意識が手に取るようにわかる。そして彼がもう助からないことを悟った。

ただ、先程自分で言った通り、フレーサは自分の精神空間に入ることができない。

つまり今フレーサは

『(なんもできない...のか...?)』

─────

(ぐ...このままで終われるものか...!)

『今更何をするっていうんだい?君が私の身体を乗っ取ったとして、頼るべき仲間も、俺に勝つ方法もないのは知っているよ』

『(それとも世界のバグが関係してるのかな...?)』

そして、フレーサの身体の自由が消える。

『ヴェルドラアアァァァァ!!!』

フレーサの身体を奪ったエスキスが叫ぶ。

「む。フレーサ?いや...」

「おいヴェルドラ。お前フレーサに何かしたのか?」

「いいやリムルよ、これはおそらく──」

─────

『...ここは確か俺の...?』

エスキスと交代したフレーサが精神世界に入る。

「フレーサ...て」

『ヒヨリ!!』

フレーサの目の前にいるのは傷だらけで、右目左腕のないヒヨリだった。

この何もない空間にはもちろん傷を手当てするものは無く、雑に服で傷口を抑えているだけだった。満足に止血もできていない。

ヒヨリはただの一般人なので、何のスキルも持っていない。

このままでは傷はもっとひどくなるし、出血多量で死ぬことになるだろう。

『すぐ手当てするから待ってろよ...』

「...にげて」

『何言ってんだよ、いいから早く』

「っ後ろ!!」

『!!』

スカッ

ボロボロになったレイピアが空を切る。

『へえ。避けるんだ。やっぱり今までの私とは違うね』

『っぶね...』

フレーサはヒヨリを抱えて何とか攻撃を避けた。

『しかも反撃まで...剣術に関しては私より上みたいだね。てかちゃんと当たったし』

『...は?』

目に映ったのは紛れもない自分自身だった。

違うところと言えば、髪が少し長く、服のデザインが全く違うこと。

『まあ困惑するよね。今まで見てきた私も全員...あ!そういえば何人かいたね。全然動じなかったやつ。』

『まあ可哀想だし、最後の一人の記念ってことで、私がなんでここに来たのか教えてあげる。』

そう言ってフレーサは話し始めた。

『私はフレーサ。シズさんが亡くなってから150年後に死んだ人型のスライムだ。そして、君自身でもある。』

151歩目 友達がキノコ伝説でサーバー1位とってて草→←149歩目 そういえばいうの忘れてたけど英検受かってたよ



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RIO(プロフ) - お久しぶりです!失踪しないで下さい笑笑(冗談です、柏木さんの自由です!)書き直すんですか?気が向いたら?頑張って下さい! (5月2日 0時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
柏木〜全てを終わらす者〜(プロフ) - 気が向いたら書き直します (5月1日 20時) (レス) id: 50c78267f5 (このIDを非表示/違反報告)
柏木〜全てを終わらす者〜(プロフ) - こいつ失踪してるな (5月1日 20時) (レス) id: 50c78267f5 (このIDを非表示/違反報告)
柏木〜全てを終わらす者〜(プロフ) - こいつ失踪してね? (4月9日 17時) (レス) id: 50c78267f5 (このIDを非表示/違反報告)
柏木〜全てを終わらす者〜(プロフ) - ありがとうございますーー!!更新頑張ります! (3月11日 14時) (レス) id: 162a4a35ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:円周率のPRO☆柏木 | 作成日時:2023年10月8日 22時

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