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桃「…ごめん、遅くなった、」



駆け足気味で現れた望は、少し髪が乱れていて、その姿さえも美しいと思った。



青「いや、俺も来たばっかやし。入ろ、」




そう言えば、望はニヤっと笑った。



それが今から何をされるのか、俺がどうなってしまうのか、全てを予知されているようで、思わず見惚れてしまう。




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受付で鍵をもらい、望と手を繋ぎながら部屋へ向かう。



望が鍵を開け、俺も部屋へと入る。



バタン、とドアが閉まると、望は俺に背を向けたままこう言った。




桃「…流星、お前は俺のもんやろ?」




望の声って心地いい。いくらでも聞いていられる。




青「当たり前や」




バン、と音がして、あっという間に扉に押し付けられる。




桃「ふーん、なら、この女誰?」




スマホに映し出された彼女の写真。隠し撮りでもしたんかな。悪ビレもなく、すらりと答える。




青「知らん」


青「こんな女、知らん。俺の恋人は望だけやで?」




この会話も、何十回としてる。

でも、全く飽きない。

むしろ、どんどん楽しくなってきてるな。

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たらこ(プロフ) - 蘭芽さん» リクエストありがとうございます!大分時間が掛かってしまうと思いますが、必ず書かせていただきます! (2020年9月10日 20時) (レス) id: a96a32329f (このIDを非表示/違反報告)
蘭芽(プロフ) - リクです。紫橙で紫が橙のストーカーをしていて橙は紫だと知らずに紫にストーカーの相談をする。守るという名目で一緒に帰ったり家に泊まったりしている紫は暫くして正体を明かして橙を閉じ込めて落としにかかるでお願いします。 (2020年9月8日 2時) (レス) id: 05d2268270 (このIDを非表示/違反報告)
キラ - 全然大丈夫です!リクエスト書いていただきありがとうございました! (2020年9月6日 9時) (レス) id: 55e5398335 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - のののさん» すみません…!リクエスト通りに書けませんでした…(;ω;)またリベンジします!すみませんでした! (2020年8月27日 18時) (レス) id: a96a32329f (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 音羽さん» リクエストありがとうございます!只今妄想が渋滞してまして遅くなってしまうと思いますが絶対に書くので待っていて下さい! (2020年8月24日 18時) (レス) id: a96a32329f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たらこ | 作成日時:2020年8月5日 13時

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