第一次試験・5 ページ7
「すっごーい！！」
「何だその手足！！」
「コレは……手品？」
「おいおい、どういう仕掛けなんだ！？」
「あ、否、此れは異能力なんですが……」
「イノウリョク！？オレにも使える！？どんなのか教えて！！」
「は、はい」
敦と谷崎は、ゴン達に、異能力について説明した。
「僕が知っているのは……
異能力を持つ人は結構居て、目覚める機は人其々って事です」
「其れと、人に拠ッては、異能力で成功する人も居れば、其の異能力で身を滅ぼす人も居るらしいよ」
「へぇー……
って事は、もしかすると、オレにも異能力が使えるかも知れないって事！？」
「可能性はあるな」
「タニザキさんは、どんな異能力が使えるの！？」
「ぼ、ボクですか？
ええと……異能力、[細雪]」
すると、周囲に雪が舞い、谷崎の姿が消えた。
「おお！！」
谷崎が異能を解くと、雪が消え、谷崎の姿が現れる。
「ボクの異能力[細雪]は、雪を降らせた空間に幻覚を投影する事が出来るンだ……
結構、使い勝手は悪いけど」
「そんな事無いよ！
かくれんぼとか鬼ごっことか、無敵じゃん！！」
「暗殺にも使えそうだな！」
「た、確かに……(なンか物騒な単語が聞こえたような……)」
賑やかに会話する六人。
然し、その周囲では……
「マジかよ……ヤバい奴が居るな」
「早めに再起不能にした方が良さそうね」
「でもヤバくないか？白髪の方の手脚、あれ虎だろ？」
「変身してない時は弱そうだし、殺れるんじゃない？」
等と、他の試験生が話していた。
すると、
「それでは、次の場所の説明をします。
ここはヌメーレ湿原、通称�犧承住佞淋有�
二次試験会場へは、ここを通って行かねばなりません。
この湿原にしかいない珍奇な動物達…その多くが、人間を欺いて食糧にしようとする狡猾で貪欲な生き物です。
十分注意して下さい。
騙されると死にますよ。
この湿原の生き物は、ありとあらゆる方法で獲物を欺き、捕食しようとします。
標的を騙して食い物にする生物達の生態系……詐欺師の塒と呼ばれるゆえんです。
騙されることのないよう、注意深く、しっかり私の後を着いて来て下さい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫殴(プロフ) - アカリさん» コメントありがとうございます！文章力は低いですが、頑張ります (2018年6月11日 6時) (
レス) id: fd30de0f15 (このIDを非表示/違反報告)
アカリ - 大好きな東西へたれが大好きなHUNTER×HUNTERに登場なんて最高です！可愛いお二方を期待しております！！ (2018年6月10日 12時) (レス) id: e8709b8056 (このIDを非表示/違反報告)
猫殴(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます！まだ書き溜めしている最中なので、もう暫くお待ちください！ (2018年3月15日 22時) (レス) id: fd30de0f15 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 更新楽しみにしていますね！！ (2018年3月10日 23時) (レス) id: 8ea0ed3d30 (このIDを非表示/違反報告)
猫殴(プロフ) - アルゲディさん» 応援ありがとうございます！最近は書き溜めしている最中なので、更新はもう少し後になると思います…… (2018年2月19日 22時) (レス) id: fd30de0f15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫殴 x他1人 | 作成日時：2018年1月27日 16時
