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Aside

お風呂上がって、化粧水をペタペタしてると
ほっかほかりくさん

「りくさんりくさん」

RIKU「はいはいどーぞー笑」

お風呂上がりの髪の毛を嗅がせてくれるりくさん優しい

「シャンプー変えました?!」

RIKU「かえたかも」

りくさんも、というかみんな女子並みにスキンケアを怠らない

RIKU「ずっとここいるけど部屋戻んないの？」

「えー？戻りますよ」

「りくさんこの美容液貸してください高いですよね」

RIKU「あんたはさー、そうやってさー…笑」

「今度買おう」

RIKU「普通逆だからね？！」

戻りますけど、気まづいんです

そう思ってたら

ルカ「Aさん？私寝るまでこっちいるんで部屋いいですよ」

って言ってお風呂に消えていく女優

「あんな言い方しか出来ないんですかね」

人を悪者にするような言い方をよく次々思いつくな

RIKU「ブラックAは見なかったことにするね笑」

いけない、いけない、もう1人の私が出てきてた

「んーーーーーーーーーー……」

部屋に戻って上着羽織って

健太「どっか行くの？」

「……散歩に」

一部の人たちとまともな会話をするのが、久しぶりでなんだか緊張する

健太「…そ」

緊張する

そりゃメンバーの文句を言うやつなんか、誰だって軽蔑するさ

「龍ちゃん出かけない？」

龍「コンビニ行きたかったんだ」

「いこいこ」

自然と年下といることが多い気がする

こう見えて、1人でいるのはあまり好きじゃないもんで

「もうさぁ、会議は今週なわけじゃん」

龍「うん」

「どうする？龍はルカちゃん残って欲しい？」

龍「んー、内緒！」

「なにそれ笑」

龍「ねぇせっかく帰って来たんだからみんなと話なよ～笑」

龍に大人なことを言われる日が来るなんて

「壱馬くん怖い」
「健太さんなんか、なんか。」
「いっちゃん、は、うん。」
「というかみんな、」

反射的に壁を作ってしまう

龍「……何言ってるかほとんどわかんない」

「違うのよ、話すとさルカ……」

「いや、陰口みたいなことはもう言わない」

りくさんの前でもうブラックを出す訳には

龍「大変そう」

「大変なんだよ！笑」