Only One

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Aside









やましょうさんとご飯を作ってると、みんな続々と帰ってきた









「おかえり〜」




樹「そっちこそおかえり笑」




「ありがとっ」









私たちを見てやましょうさんは









山彰「…お前らすごいよな、別れたのに」




「自然に消滅です」




山彰「どっちでもすげえよ」









普通なら気まづくなるらしい
でも気まづくないと言えば嘘になる









「だって樹くんカッコイイ！！！！」



「好きです！」



慎「…………人の部屋でやめてくんない」




翔平「俺らに言わないでよ」









どこかで発散しないと、勢い余って本人に言いそうで









「いまさら好きなんて言えると思う??」






慎「勢いで別れるとか言うから」


慎「俺止めたもん」









病んでたんですあの頃は、まさか自分が









「障がい……」




翔平「俺たまたまAのそれ知ったけど、知ってからもそんな風には思ってないよ？」




慎「思ってるのあなただけ」









わかるよ、嫌でも意識しちゃう気持ちは、
って言ってくれる2人









「努力じゃどうにもならなかった」



「努力でどうにかなるのはダンスだけだった」



「って気づいたからもう楽ちん」









ルカちゃんの件だって、相変わらずちっぽけな悩み









翔平「じゃあなにをどうする」




「まだ一部メンバーがそっけない」




慎「今だけだよ」




「いっちゃん女の趣味悪いよね、私の次があの子って」




翔平「………………やめなさい」




慎「…………みじめだから」




「…………そうだね」




「もうまこっちゃんにしようかな」




慎「俺にも選ぶ権利はあるよね」




「選ぶまでもないでしょー♡」




翔平「あんたたちお似合いだよもう末永くどうぞ」




慎「代わりますよ翔平さん」




翔平「お幸せに」

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