ALL DAY 2

ある事 ページ18

Aside









今日はとうとう「ある事」を実行にうつす日











そして関係ないけど久しぶりに見たオーバーオールを着てしまった自分が子どもっぽいのなんの









亜嵐「お姫〜、お迎え来たよ〜、準備してる〜？」








あの声は！と思って玄関に走っていくと









玲於「亜嵐くんも行きたいって、暇だって」









「今日もイケメンですね!!!!」









玲於くんが何かのポップアップストアに誘ってくれて約束してた
今日は関係者しかいないから大丈夫らしい









亜嵐「オーバーオール被りじゃん」





「玲於くん似合うね」






玲於「かわいい」







亜嵐「そういうのいいでーす、はい行きますよー」









その「ある事」をこの2人に頼もうと思う









玲於「インスタにあげてあいつらの反応見たいなぁ笑」







「色んな意味で大炎上ですよ」







亜嵐「AはSNSやってないの？」








「晒せるような日常を送ってないので笑」








「GENEさん達は今回のツアー行きますか？」









亜嵐「どこかで行こうとは思ってるけど、Aは？」








「私行っちゃダメなんですよ、集中出来ないからって」








「『是非来てください！』って宣伝してる本人達に言われたんですよ?!」








玲於「いいじゃん、行こうよ席用意してもらうから」








「ファンクラブのはいり方教えてください！」









玲於「え〜、回りくどい〜。」









「でも、どうせファンだから、入っとこうかなって」








亜嵐「まぁ、そこまで言うなら…笑」








玲於「じゃあAと行く日合わせる」









「いいですよ笑」








優しいお兄様たちにやってもらって無事完了








玲於「あ、ついた」









目的地にもついて、ひたすらに2人の後ろをついて行った









玲於「慎は来るかなって思ってた」









そんな声が聞こえたので何となく亜嵐くんの後ろに隠れてみたら









亜嵐「紹介します、妹です、玲於の彼女です、オーバーオールでペアルックです、よろしくお願いしますっ」









楽しそうに前に差し出された私









「いじわるぅ…」








慎「なんでいんの」









「…なんでだろう」









とうとうプライベートでも会うようになってしまった









慎「帰り一緒に連れて帰るから大人しくしててよ」









…私、年上

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