One Day 2

Reo ページ10

Aside









いつもはただただかっこよくていい人な玲於くん








最近は玲於くんが特に忙しくて会う機会も減ってしまった









玲於「はい、あげる」




「なんですか？」




玲於「今度あるライブのチケット」




玲於「ちゃんと関係者用の入り口から入って」




「突然ですね笑」









いつもなら誰かに連れられて見に行ってたのに









玲於「そろそろちゃんとアピールしていかないと笑」




玲於「そーでもしないと意識しないもんねー？」









顔を覗き込まれて悪そうな笑顔を向けられたその時は、なんの事やらさっぱりだったけど









「……そういうこと?!」









後になって気づいた時には、そりゃあもう









隼「俺らのとこ来るなんて敵陣に乗り込んできてるようなもんじゃない？笑」








隼くんたちにどうにかしてもらうしか無かった









隼「めちゃめちゃ意識してるみたいだし」




「私は！単純なんです！」




亜嵐「そんなこと偉そうに言わないで〜」




隼「Aの特徴を理解した巧妙な作戦だね」




亜嵐「玲於は踊ってる時が1番かっけえ」









まんまと玲於くんの思惑にどっぷりな私ですが









隼「好きじゃないの？玲於のこと」








「好きですけど！」





「ですけど………」





「GENERATIONSですよ?!佐野玲於くん!!」









とても現実とは思えない









そういう”好き”なのかも今はまだ

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