One Day 2

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慎side









「まこっちゃん、私、足折ってるのに」



「人の足元に頭置くのやめてくれない」



慎「折れてるんだからこれ以上折れない」




「謎理論やめて」









病院、退屈

家で1人、よりマシ









「帰らないくせにスマホばっかりいじって〜」




慎「くすぐったい」




「金髪いい」




慎「足痛い？」




「急に心配しないでくれる？ときめくから」









なんでこの人思ったこと口にしちゃうんだろう









慎「…いつか轢かれるとは思ってた笑」




「笑い事じゃないから！！！」



慎「同棲のデメリット……」









見つけた









「なに、あれだけ一緒に住むって言い張ってたのに」




慎「1人で寝られない」




「尊い」




慎「うん」




「今日はいいけど明日は帰って」




「そして服持ってきて」




「誰か来た時のためにオシャレしたいから」









こんなんだからこんな事になるんだと思う









慎「早く帰ってくればいい話」




「素直じゃないな」




慎「早く帰って来て」









心を許せば許すほど




無愛想になるのも
いつにも増して言葉足らずになるのも
自覚してる









「きゅんですっ」









まぁこの人が理解してくれてたらいいんだけど









「まこっちゃん寂しがり屋だもんね」




慎「うん」




「その返事好きだね」




慎「じゃあ好き」




「じゃあ」




慎「好き」




「やったーーーーーーーーっ」









うるさい









慎「どっちが歳上かわかんないね」




「変わる？」




慎「それがいいかも」

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