One Day 2

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慎side









昂秀とご飯に行ってたんだって
なんだかんだ仲良し









「まこっちゃん、デパートのデパコス売り場の匂いがする」





慎「は？」









まったくわからないんだけど









「じゃあ高い服着てるマダムの匂い」










余計わかんない









慎「今日いた人ボディタッチが多かったからかな」





「マダム？」




慎「ん〜若くはなかったけど」




「ふーん」









一見気にしてなさそうで、実はちょっと気にしてる









お風呂上がりのAは特に好きで



よく抱きつくんだけど









慎「なんで1歩さがるの笑」





「だってまた抱きつくでしょ、私その匂いちょっと苦手」









自分は違うみたいな顔してよく言うよ









慎「お風呂上がりの匂い好き」




「まこまこの匂いじゃない〜泣」









なんだかんだで抱き潰されながら、あーだこーだ言ってる









慎「お風呂上がり超良いよ、ずっとお風呂上がりのままでいて欲しい」





「ずっとお風呂上がりじゃなくていいって言ってくれる人と結婚するのが将来の夢」





慎「応援してるよ」





「ありがとう」









今日わかったことは、香水のキツい人といても酷く触られたりしなきゃ匂いはうつらないってこと





じゃあAは最近どこで誰と何してるのって話









「まこたむもういいよ、キミもお風呂に入っておいで」





慎「そんなに嫌？笑」




「イヤ」





慎「可愛いね」









ワガママなお姫様に嫌と言われたからには仰せのままに









慎「化粧水貸して」




「どれどれ」









『化粧水貸して』って言ったはずなのに、匂い嗅がれてるのは気のせいじゃない









「慎くんの匂いだ」




慎「シャンプーもボディソープも同じです」




「違うよ、内から出るもの」









何言ってんの怖いんだけど
ただの変態じゃん









満足そうなAに抱きつかれること数分









慎「Aも最近香水匂う」




「つけすぎ？」




慎「いや、Aのじゃない」




「…気のせいじゃない？笑」









なに今の間。

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