One Day 2

▼ ページ17

Aside









早めに仕事を上がれて、小腹をすかせたレンと軽くご飯を食べてた









レン「早く帰ればよくない」





「せっかくの休みじゃんゆっくりして欲しいよ」









そんな感じで、トイレに立った時









ドンッ









“あっ、すみません、！”




「大丈夫ですよ！」









すれ違いざまに人とぶつかったかとおもえば









「ん？」




“ん？”









お互いに何か感じる違和感









「あぁっ」




“おおっ”




「あれ、留学したはずじゃ…」




“いつの話してんの笑”




“もうとっくに卒業して、働いてますけど”









ひと昔前の









「元カレです」



レン「どうぞどうぞお座りください」



“いや〜助かりました笑”








会社の飲み会で来てた彼は、どうやら女上司のほぼセクハラな絡みから逃げたかったらしい









レン「で、Aの良かった所はどこですかね？」





“……マジでイケメンっすねぇ”









どちらともマイペースなこともあるが、まるで噛み合っちゃいない









なのに進む2人のお酒と、時間のせいで




帰る時間を連絡することなんてすっかり忘れてしまうハメに









“3人でタクシー乗りません？安く済むし！”









「レンは売れっ子だしお金持ってるから、タクシー代くらい全員分出してくれるよ」









レン「さ、みんなで仲良く帰ろうかぁ」

▼→←Yusei

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す