One Day 2

▽ ページ13

Aside









『仕事終わったらここ来て』








あんなことを言っておいて、いつもみたいに色んなところに誘ってくれるところが玲於くんらしい





でも1人で行ける勇気はなく、元々行く予定だった隼くんと一緒に









隼「玲於どう？」




「付き合ってって言われました」




隼「おー、進歩」









指定場所についたことを連絡入れたけれど、いっこうに返事がない









「いませんね玲於くん」




隼「こういう展示会とかパーティーとかだと特に忙しいからね〜玲於は」




隼「色んな人とお付き合い大切にしてるし」



隼「俺が言うのもなんだけどGENEまでやって笑」









隼くんが言う玲於くんも私が知ってる玲於くん

たぶん裏表がないんだ









隼「こういうとこにいれば玲於狙いの女の子なんてわんさかいるし」









隼「そんな中Aにアタックしてる玲於はチャレンジャーだと思う笑」









そんなに想われるほど、私は彼になにかした覚えはない








隼「もう中入っちゃおっか」









今日改めて、自分とは違う世界にいる玲於くんを見た。キラキラしていた。



テレビの中でよく見る人だった。









玲於「あー！いたー！」




玲於「ごめん、ちょっと抜けれずにいた」




隼「超探したよ」









思わず1歩引いてしまうような









「…帰らないと笑」









一緒にいてはいけないような

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