Crazy for you

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北人side









「Aです！よろしくお願いします！」





　
．








“うわぁ、ちっさ”

“しばらく使えなさそう”

“新人か”

“俺担当じゃありませんように”

“いつ辞めるかな”









思っても言わないのが日本人のいいところ









「「「「よろしく〜」」」」









みんな淡白な返事をすると、すぐに自分のやりたい事をやり出す









『Aちゃんは1番年下達の担当ね！同い年だからみんな仲良く！』









「「「「はぁい」」」」









ここは学校か。なんて壱馬がぼそっと呟く









北人「またいじめるんだ」




壱馬「自分はしないみたいな言い方悪いわぁ笑」









使えるか使えないかで言ったらもちろん使える方がい
い









健太「お疲れ、末っ子たち♡」




昂秀「以外と敏腕だったりして」



山彰「期待するのはタダだ。」









やましょーさんの言う通り、期待するのはタダだった。









RIKU「……Aちゃん、書類1枚づつ落としてるよ」




RIKU「ヘンゼルとグレーテルごっこ？笑」




「っすみません！ありがとうございます！」




慎「……Aは7000円なんだね」




拓磨「服にタグついてるよ笑」










なんというか、想像の斜め上をいってた









北人「それもしかして朝貰ったコーヒーじゃないの」





「そうですよ？」





北人「もう昼だよ？」





「いやぁ、ブラック苦手で、でも捨てるのもなんだか」





北人「捨てなよ」









これは使えるとか使えないとかじゃない
おバカだ。









壱馬「ここまで来るといじめる気失せる」




北人「わかる。」

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