私の秘密と病室の大吾くん (ページ22)

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A3 #19 ページ22

向井side

Aが柊真の元にいってからはやいこと10年がたった。

ふとした時にAと柊真といたころ、
大吾とAといたころ。
思い出して涙がこぼれる。

2人の月命日が一緒だということもあり月命日には必ず行くようにしている。

向井
なぁ、A、柊真とどう？
2人して俺を置いてくなんて、俺いまだにどうしたらいいのか分からんくなるんよ。

Aが全ての子供が大人になれるそんな世の中にしたい

って言ってたことを大吾も俺も少しでも実現できたらなっておもってるんやで。
なぁ、会いたいよ。

西畑
なーに女々しいこと言ってんの？Aも心配するで‪w柊真くんの隣やねんからさ。
Aは今柊真くんの隣に居るんやから大丈夫やで！

向井
Aのためにも、柊真のためにも
俺は小児科医として1人でも多くの子供を大人にする手助けをする。
せやから大吾。お前は俺の手助けをしてくれへん？

西畑
当たり前やろ。俺がいなくなったら康ちゃんボッチやねんから。

なぁ、A。
あの頃と同じようにまた皆で笑い合おうや。