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とりあえず… ページ3
とりあえず、怪我を手当てさせるために、店内へと連れていく。
近くにいたボーイに声をかける。
「おーい、ちょっとこいつ手当てしてやって」
「え!?誰すかこれ!」
………うん、まあ、当然の反応だよな…。
「まあ、気にしないで。
手当てと…あと、飯。食わしてやって
シャワーも浴びさせていーや。
服は俺のロッカーん中入ってる新しいの出していいから」
「はあ…」
「じゃ、少年。
俺とりあえず仕事してくるから」
「…おん」
ずっと警戒したままの少年に思わず苦笑が漏れる。
まあ、仕方ないか。
「久しぶりだね、なつきちゃん」
「うん、久しぶり。………何かいいことあったの?」
「ん?なんで?」
「だって、嬉しそうな顔してる」
「!」
ほんと、女の人って凄いなぁ…。
「ちょっとね。いいモノ拾ったんだ」
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作者名:かーやん | 作成日時:2013年7月27日 12時