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糖分 10 ページ12

「___で、その本来の理由ってなんですか?」


「領域展開を習得させることだ」


「!…またなぜ?」


「今まで修行に修行を重ねていったが、唯一できなかった呪術は領域展開。何か可笑しいと思って調べてみたんだよ」





______そしたら、条件があった。





「条件?」


「あぁ。銀時には悪いが条件として、今回はこうするしかなかった」


「…どんな、条件なんですか?」


「それは___」












悟 side




ドォオォンッ!




五「ぐっ…!あっぶね…っ!」




特級と戦い始めて約数十分。




攻撃してもすぐ再生するわするわで、そろそろ呪力も体力も限界に近ずいてきた


当たり前だが、兄さんは起きる気配なし。


呪力は…もう虫の息程度にしか感じなくなってきている






五「(チッ…起きろやクソ兄貴…!あんたが先に逝っちまったら俺は…ッ)」


[ニィ…ヤハハハァ]


五「!?しまっ…!」






こんな時に、こーいうこと考えちゃいけねぇのによォ…何やってんだ、俺は。


気を緩めていまい、呪霊が自分のすぐ傍まで来ているのに全然気づかなかった





______嗚呼、終わった




兄さん、俺もあの世(そっち)に行くわ




そう、思ったときだった。













「___えっ…それ、読み間違えただけでは…?」


「いや、確実に書いてあった」


「そんな…」





有上限呪術の、領域展開の習得条件。


それは、「自分の死に際」と自分にとって大切だと思う者の___、







「死に際」





この条件が揃ったとき、領域展開を得ることができる。
















悟 side




五「っ…?」



あれ、いつまで経っても痛みが来ない


それになんか…視界が少し高い気がする




覚悟を決め、目を瞑ったとき、誰かにふわっと持ち上げられる感覚があった。


助かったのは凄くありがたいが、一体誰だ…?


そう思い、俺のことを持ち上げてる張本人を見上げる





五「…!?」




そこには、動けないはずの兄さんが呪霊の攻撃を受け止めながら立っていた




五「なん、で…」


『ったくよォ、危ねぇじゃねェか。俺の弟くんに傷が付いたらどうしてくれるわけ?』


[エェ…ア、アァァアァァァ!!]


『なんつってんのか全然わかんねェよ、はっきり喋ろ〜。まぁいいや…あっそうそう、』






_____さっきのお前の呪力、返すわ





兄さんがそう言った瞬間、さっきまで呪霊が放っていた呪力を、同じように放った

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美結菜 - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2023年2月10日 17時) (レス) @page41 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月12日 20時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
まかろに - だいすきだぁぁぁぁ!!!  ギャグセンスがすきぃぃっぃ んでもってsきぃぃぃぃ(?) (2022年10月7日 0時) (レス) @page41 id: 96151534f5 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きをお恵みくださいorz (2022年1月27日 17時) (レス) @page41 id: 4cfd4dba47 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。 - すごい好きです!!!!更新頑張ってください!!!!!!!! (2021年10月7日 20時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海斗 | 作成日時:2021年1月8日 3時

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