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糖分 35 ページ39

悟 side


あれは確か、僕がまだ高専の3年だった頃かな?






五「__なぁ、夜蛾センから感じる呪力だけどそれ、兄さんのでしょ」



とある日、

俺は共同スペースに夜蛾センを呼び出していた

理由はもちろん、さっき言った通りである。

兄さんは高専に入学しなかったから、夜蛾センと関わりあるとしたら面談の時だけになる

それなのに夜蛾センから兄さんの呪力を感じるもんだから、考えても分からず限界になった俺はこうやって呼び出した




夜「それはなぜ?」


五「つかそもそも、俺には六眼があるからそれで全部お見通しだわ。アンタ頑張って隠してるつもりだろーけど兄さんって昔っから呪力コントロールが苦手でさぁ、よく残穢残してったんだよね。おまけに呪力がバカでかいから相手が頑張って隠したとしてもそうやって残るのよ」



「だからすぐ、あっ兄さんのだって思ったわけ」と付け足しで言う


五「で、なんで夜蛾センから兄さんの呪力感じんの?」


夜「…実はだな__」








五「…まじかぁ」


そう言いながら俺は、顔を両手で覆いながら天を仰いだ

話は、兄さんがなんで俺の前から姿を消したのかという話から入る


なぜ姿を消したのか、

それは俺のためらしい。

上の連中とか五条家が嫌になって出ていったーとかではなく、「俺」のためらしい(強調)


そして俺が高専に入学した頃、親父からその事を聞いた兄さんは俺が上手くやっているか心配になったそうで、そっから夜蛾センと連絡取ったり会ったりしていたそう。

だから、夜蛾センから兄さんの呪力を感じた。


因みに五条家を出てからの兄さんは、家から送られてくる金で一人暮らしをしていたんだと。

で、成人してからは万事屋っつー店を持って暮らしているらしい


…つか、



五「兄さんめっちゃ俺のこと好きじゃん…」


と、俺は兄さんからの兄弟愛を改めて感じ、今度は足に肘をつきながら手で顔を覆う


夜「今の今まで嫌っていたりしたのか?」


五「…まぁ最初はなんで出てったんだって怒れたりしたが、やっぱ弟の俺は兄さんが憧れで、たった1人の兄弟だし「嫌う」っていう選択は自然としなかったな」




ほんと、当時は裏切られたって思って凄く嫌いそうになった

だけど、大切な1人の家族だしあの兄さんの事だ、何かしらあって出ていったんだなと思うと、そう思えなかった

何気にそれでモヤモヤしていたりした

でも、これで確信したからなんか軽くなった気がする

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美結菜 - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2023年2月10日 17時) (レス) @page41 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月12日 20時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
まかろに - だいすきだぁぁぁぁ!!!  ギャグセンスがすきぃぃっぃ んでもってsきぃぃぃぃ(?) (2022年10月7日 0時) (レス) @page41 id: 96151534f5 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きをお恵みくださいorz (2022年1月27日 17時) (レス) @page41 id: 4cfd4dba47 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。 - すごい好きです!!!!更新頑張ってください!!!!!!!! (2021年10月7日 20時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海斗 | 作成日時:2021年1月8日 3時

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