11話 ページ12
__次の日
ガラガラッ
『キョロキョロ)…』
…よし、誰も居ねぇな
『はぁ…なんで朝っぱらから教室行くまで無駄に疲れなきゃなんねぇんだ…』
昨日、俺は同級生に告白っぽいのをされた。しかも同性。しかも会ったばかり。
してきた人物の名は夏油傑、任務帰りに車の中で突然「好きかもしれない」とほざいてきやがった(まじ解せぬ)
いやほんと、どこに惚れる要素があったんだよまじで…!
因みに朝イチで教室へ来た理由は、あとの2人がいる状態で夏油と出くわしてしまったら2人の前で何を仕出かすかわかったもんじゃねぇので、その防止として早めに来たのだ
『あー…気ぃ抜けたから眠くなってきた…ちょっとだけ仮眠しy「うげぇっ、呪力無ぇ雑魚いんじゃん」…あ"?』
「夜蛾センがスカウトしただかなんだか知らねェけどよ〜、なに呑気にここ居んの?弱ぇやついらないんだけど」
『…、』
こ、この野郎…っ(青筋
そりゃこちとら一般人として
それは認める。
認める…が!!
『(てめぇには言われたかねェ…!)』
「にしても、雑魚のお前がよく昨日帰ってこれたなぁ、てっきり死んで帰ってくるかと思ったわ」
『…』
「どーせ、お前はなんもできなくて足でまといだったんだろ。それ考えると…うわぁ…ダッs(ドスッ」
バキバキバキッ
「…は、」
『さっきからベラベラよォ、うるっせぇんだよ。ガキが』
「あ"?」
こっちが聞いてりゃずーっと言いやがって。
我慢できなくなった俺は、護身用で念のため持ち歩いているドスを、白髪野郎目掛けて投げた。
中学の頃、ボール投げでめちゃくちゃ飛んでたからそれ思い出して投げてみたら、なんか壁にすげぇヒビ入ったけど知らね(
とりあえず、今はこの目の前の野郎をどうにかしたい
ガラガラ
「さっき、すごい音したけど朝っぱらから何してんの」
「え、壁が……あっ、Aおはよう」
『ギクゥッ)…お、おはよう夏油クン』
と、こちらに片手を上げながらニコリと笑みを浮かべて言ってきた夏油。
昨日あーいう事があったからなのか、気まずくて顔が上手く見れねぇ…
一方の夏油はいたって普通の雰囲気。
もしかして意識してんの俺だけ?
「__おい、なんだこの壁の亀裂は」
…あっ、やべ
忘れてた(
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奥山乃愛(プロフ) - あと誰も氏んでほしくないです… (2023年1月25日 9時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月25日 9時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ろ(プロフ) - 面白いです (2021年12月18日 20時) (レス) @page14 id: f997d79847 (このIDを非表示/違反報告)
海斗(プロフ) - 白牙さん» こ、好み………!!?!?!!わあぁ!ありがとうございます(泣)!!!!!!更新頑張ります!!!!!! (2021年11月7日 20時) (レス) id: 396fc4a0f4 (このIDを非表示/違反報告)
白牙(プロフ) - わああ!とても好みです!更新頑張ってください!!! (2021年11月7日 16時) (レス) @page11 id: a1abb373c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海斗 | 作成日時:2021年11月2日 11時