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JW side
HS「A何があったのか言える.........?」
A「.........うん.........ジョンウォナとお店で焼肉食べてて.........それでもう帰ろうかってなった時.................隣の部屋から.........ト、TREASUREの声が聞こえてきて.........私.........」
HS「.........そっか」
A「.........自分から離れていったのに.........もう二度と会わないつもりでッ.........でも会いたくてッ.........でも怖くてッ.........」
YGさんは事務所を離れていった人の名前はカメラの前で発せないと聞いた事はある、けどそれは練習生にまで及ぶなんて思ってなかった
練習生の名前なら別に全然出してもいいと思う
でもAはお兄さんのヨシさんがTREASUREでデビューしてるから余計事務所から何か言われたのかもしれない
それにこの震え具合尋常じゃない、それはヒスニヒョンもニキも分かってた
もしかしたらAはガルプラを途中棄権する時、もしくは参加する前に事務所に何かを言われたのかもしれない
だからあんなにカンダニエル先輩がYGと共演させないために事務所に掛け合ってるんだと思う
A「.........あのね、私ね........._______。」
Aから発せられた出来事はなんとも皮肉で誰が聞いても絶句しイラつかせる事だった
これを聞いて、二度とAをTREASUREさんに、YGに近づけてはならないと誓った
HR side
メンバーで焼肉に来た、メンバーといると楽しくてずっと笑ってられる、
でもやっぱりなにか物足りない、Aがいないから
数年前まではここに当たり前にAがいたんだ、でも今はいない
この空白を埋められる人はなかなか居ない
HR「.........俺ちょっとトイレ行ってくるわ」
AS「おーいってら〜」
YS「場所わかるか〜?」
HR「わかるわ笑」
ちょっと外の空気を吸いたくて、部屋を出た、すると目の前にハンリムの制服を着た男女が歩いていた
いや、言い換えるなら男性が女性を守るように歩いていた
その男女が入口を出て右折する時、女性の顔がチラッと見えた
それは俺たちが探しに捜し求め、諦めきれずにいたAだった
急いで入口を出て追い掛けるとAが車に乗り込むところだった
Aが車に乗り、後ろにいた男性が俺に気づき、俺を睨んできた、
お前には渡さない、そう問いかけるように
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