５話 ページ7
ASide
三日月「おぉ、起きたか……A」
石切「お久しぶり、大丈夫かい…？」
岩融「いやはや、昔と変わらんなぁ」
今剣「ひさしぶりです！A！」
貴「え……？」
私は、未だに現状を理解できていなかった。
目を覚ましたら、小狐丸がいた。そして、前とは違う人間。それに、三日月や石切丸、岩融に今剣までいた。彼らは、私の周りに座った。霊力を感じるに、ほかの刀達もいる。
翡翠が言うには、あの人間…梓紗が私の事を拾ってくれて、手入れをしてくれた。彼女も同じことを言った。
只々、起こっている事に驚いたが、確実にここは前いた本丸とは違う。
小狐「A？大丈夫か？」
貴「皆……いる…」
自然と口から言葉が零れた。
その安心からか、私の手は小狐丸から離れ膝の上に落ちた。
三日月「よくぞ生きていてくれた、A」
貴「え……？」
石切「本当に本当に、君は頑張った」
岩融「これからは我らと一緒だ！」
今剣「なにかあったら、ぼくたちがAをまもります！だから、あんしんしてください！ね？小狐丸！」
小狐「あぁ、そうじゃな。……よく頑張った、A」
貴「みん…な……」
皆からの言葉に、私の目からは涙が溢れた。
連れの子狐達も寄ってきて、肩などに乗って体を寄せた。
梓紗「良かったなA、また、皆と会えて」
貴「え……？」
そこに割って入ってきた梓紗に対して、私は反射的に傍らにあった本体を握ってしまった。
だが、彼女はそれにも動じず、両手をあげて笑う。
梓紗「まぁ、私に慣れるのはゆっくりでいいよ。
あぁ、私はここでお暇するけど、そろそろ夕餉だから、大広間にきてねー」
今剣「わかりました！あるじさま！」
「んじゃ、また後で」と言葉を残して、梓紗は部屋を去っていった。
石切「じゃ、行こうか」
三日月「そうだな」
小狐「立てるか？A」
貴「多分……」
皆が立ち上がる中、小狐が私に手をかしてくれた。
その手を取り、私も皆と同じように立ち上がって、脚を引きずりながらも大広間という場所に向かった。
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銀狼(プロフ) - とても素晴らしい作品ですね！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2017年12月22日 21時) (
レス) id: a78c622004 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - 長文失礼しました(テヘッ ←きめぇ・・・ (2017年11月9日 15時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - あ“？前の審神者何しとんじゃボケィ・・・【自主規制】すればいいんじゃ！マジでおこだわ・・・。でも、このお話自体はとっても好きなので応援しています！そして狐って書いてあってMy嫁＆近侍(鳴狐)を思い出してしまった・・・あ、小狐も！ (2017年11月9日 15時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
霜月零都 - 前のさにわ何してるんだマジでフルボッコだドンにしてやろか!?食事を与えなかったとか信じられねぇ。っと失礼しました。主人公を助けてあげてほしいので、更新待ちますよー!! (2017年11月1日 1時) (レス) id: 33aacbeb3e (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 紅桜さん» 私もそこ考えてたんですよwこの後もしかしたら絡みがあるかも……？知れないですwww確かに狐だけの会話になりそうww (2017年8月19日 14時) (レス) id: 54811e337d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2017年5月28日 21時
