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3話 ページ5

梓紗が大広間につくと、本丸にいる刀剣たちが集まっていた。


梓紗「悪いな皆、朝早くから集まってもらって」

加州「大丈夫だよー」

梓紗「そうか、んじゃ早速本題に入りたい。今日の朝あった出来事だ。」


彼女の言葉に、加州が笑顔で言うと、皆もそれに賛同する。
そして、梓紗は今回の件について話し始めた。

梓紗「前置きから行くとな、朝起きてすぐに微弱な霊力を感じたんだ。それが気になって探しに行ったら、ちっこい狐と刀があったんだ。名前はAっていうらしい。」

石切「A……?」

梓紗「あぁ。あまりにもボロボロで、霊力込めても顕現しないから連れ帰ったんだが……ここから、なんだ。」


Aという名前を聞いた石切丸が、静かに反応した。
そこで話を区切ると、梓紗は刀剣たちの顔を見て話を続けた。


梓紗「おそらく、あの刀はブラック本丸の出だと思うんだ……」

今剣「ぶらっくほんまる?」

梓紗「私達、人間の審神者が意味もなく、刀に暴力したり折ったり手入れしなかったりだな……
それを平気でしちまうところさ…」

今剣「え……」


今剣が辛そうな顔をすると同時に、その近くから殺気が立った。
おそらく、小狐丸だろう。三日月が彼の背中をさすって殺気を抑えていたが、そんな三日月も殺気だっていた。


梓紗「あんたらは大丈夫だと思うけどな、私は……人間だからダメだろう。
それと、これは許されがたいこと……皆、これから何が起こっても大丈夫な覚悟というか……なんだ、あるか……?」


梓紗が各々の顔を、最初のように見ると、すぐに、三日月から声が上がった、


三日月「問題ない」


それを皮切りに皆が、賛成の意見をあげる。


梓紗「皆……ありがとな…」


その声を聴いた梓紗は一人、心の底からいい家族を持ったと感じていた。

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銀狼(プロフ) - とても素晴らしい作品ですね!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2017年12月22日 21時) (レス) id: a78c622004 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - 長文失礼しました(テヘッ ←きめぇ・・・ (2017年11月9日 15時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - あ“?前の審神者何しとんじゃボケィ・・・【自主規制】すればいいんじゃ!マジでおこだわ・・・。でも、このお話自体はとっても好きなので応援しています!そして狐って書いてあってMy嫁&近侍(鳴狐)を思い出してしまった・・・あ、小狐も! (2017年11月9日 15時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
霜月零都 - 前のさにわ何してるんだマジでフルボッコだドンにしてやろか!?食事を与えなかったとか信じられねぇ。っと失礼しました。主人公を助けてあげてほしいので、更新待ちますよー!! (2017年11月1日 1時) (レス) id: 33aacbeb3e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紅桜さん» 私もそこ考えてたんですよwこの後もしかしたら絡みがあるかも……?知れないですwww確かに狐だけの会話になりそうww (2017年8月19日 14時) (レス) id: 54811e337d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年5月28日 21時

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