検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:50,475 hit

9話 ページ11

心地よい太陽の光が、本丸を照らす。
その縁側には、三条派の面々とAが座っていた。


A「太陽の光って、暖かいんだね…」

今剣「そうですよ!いまははるですから、ここちがいいんですよー!」

A「春…あ…」


今の季節は春だと、今剣に教えられ彼女はあたりを見回す。
すると、粟田口の短刀達が遊んでいたのか、走り回っていた。


三日月「粟田口の短刀達か、いつものように元気がいいな」

小狐「そうですな」


彼らが言葉を交わしていると、こちらに気づいたのか、短刀達がやってくる。


秋田「三条派の皆さん!こんにちは!」

岩融「おう!お前たちはいつも元気がよくていいな!」

乱「あっ!あなたが新しく来た、Aさんですか?」

A「えっ、あ…うん…」


突然声かけられたためか、Aは少し驚きながらもそれに答える。
Aの異変に気付いた、連れの狐が、ちょろちょろと彼女の方や頭に上る。


前田「あ、狐ですよ!」

厚「ほんとだ」

平野「叔父上のと似ていますね」

秋田「かわいいです!」


三匹の狐を見た、短刀達がキラキラとした目を向ける。
Aがおろおろしていたので、三日月と小狐丸が、助け船をだそうかと顔を見合わせたときだった。


A「触ってみる…?」


彼女が自分から、短刀達に問いかけたのだった。
それを聞いた彼らは、「はい!」といって首を縦に振った。


乱「ありがとうございます!」

A「いいよ、この子達、遊ぶの好きだから…それに久しぶりだと思うし…」

厚「狐に名前とかあるんですか?」

A「名前はね…緑の目が翡翠で、赤い目が紅玉、水色の目が水晶。紅玉は女の子で、あとは男の子…皆人懐っこいから、大丈夫だよ」


彼らは、変わりばんこで狐達と遊び始めた。
それを見ていたAの顔が笑っていたことに、三条派の顔にも笑みがこぼれた。

10話→←8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
202人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 小狐丸 , 刀剣女士
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

銀狼(プロフ) - とても素晴らしい作品ですね!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2017年12月22日 21時) (レス) id: a78c622004 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - 長文失礼しました(テヘッ ←きめぇ・・・ (2017年11月9日 15時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - あ“?前の審神者何しとんじゃボケィ・・・【自主規制】すればいいんじゃ!マジでおこだわ・・・。でも、このお話自体はとっても好きなので応援しています!そして狐って書いてあってMy嫁&近侍(鳴狐)を思い出してしまった・・・あ、小狐も! (2017年11月9日 15時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
霜月零都 - 前のさにわ何してるんだマジでフルボッコだドンにしてやろか!?食事を与えなかったとか信じられねぇ。っと失礼しました。主人公を助けてあげてほしいので、更新待ちますよー!! (2017年11月1日 1時) (レス) id: 33aacbeb3e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紅桜さん» 私もそこ考えてたんですよwこの後もしかしたら絡みがあるかも……?知れないですwww確かに狐だけの会話になりそうww (2017年8月19日 14時) (レス) id: 54811e337d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年5月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。