新しい職場、倉庫だってよ (ページ25)

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案内されて着いたキッチンは想像していたよりも広くて使いやすそう

冷蔵庫もそこそこ大きいし調理器具も揃ってる

冷蔵庫に何か入ってればいいんだけど

「あー…、お茶、水、コーラ、お酒、鶏胸肉、食べかけの何かしか入ってないから買い出し行かなきゃ何も作れない…」

冷蔵庫の中を見させてもらうとほとんど飲み物で埋まっており料理に使えそうな具材が無い

“それとも諦めて外食にする？”と聞くと秒で拒否られたので近くのスーパーで食材を揃えることにした

JH「買い出し行くんなら俺も一緒に行くよ、食材って結構重いだろ？」

「いいんですか？」

JH「言い出しっぺは俺だしなんなら車出すよ」

「すみません、お願いします」

実は5人分の食材をひとりで買ってくるのは結構きついんじゃないかと思っていた

私も結構食べるけどそれよりもこの人達の方が食べる量多いだろうし…

生物が悪くなったら大変だしでお言葉に甘えることにして1度みんなで先程の部屋に戻る

JH「じゃあ俺裏口の方に車回してくるから準備しておいて」

よいしょーと言いながら立ち上がったジョンハンさんはどこからか車の鍵を取り出しくるくると回しながら部屋を出ていった

「そういえば3人はどうするの？」

WZ「あー、俺とウォヌは留守番。
あれ見てなきゃだし」

WN「げ、忘れてた」

そう言いながらジフナが指さしたのはあの大きいモニター

幾つもの監視カメラの映像が映し出されている

消去法でジュナが行こうとしたのだがジフナから“お前が行くとお菓子でカゴが埋めつくされるからだめ”と言われ3人で留守番する事にしたらしい

「じゃあ行くね、何かあったら連絡してー」

必要なの物を持ってスンチョルさんから送ってもらった地図を頼りに裏口へ向かった