新しい職場、倉庫だってよ (ページ20)

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改めて挨拶を交わした後、今日はこれから特に用事もないという事で4人でお茶…ではなくコーラを飲みながら色々な話をした

WN「そういえば俺らって自分の能力の事話したっけ」

「あ〜、まだ誰とも話してないや。
ちなみに私は氷属性」

ウォヌの言う能力とは世間一般でいう魔法だ

私の知っている限りでは『炎、木、水、風、雷、氷、治癒』の7つが存在する

WN「俺は木属性。
でも前線に出るよりもサポートに回ることが多いな。

まあサポートに回るって言ってもあのモニターで状況把握してここから指示出したりしてるから俺は他の奴らに比べて能力使う頻度は少ないけど」

ウォヌが指さした先にあったのはいくつものモニター？

私はああいう系に弱いからよく分からないけど凄いことをしているのは分かった

JN「僕は風だよ。
どちらかというと僕もサポート寄りかも」

どうやら他の属性の威力を増強するのが得意で例えばサポートする相手が炎の能力の持ち主だとしたら同時に能力を使えば焼却範囲を広げたりする事ができるらしい

WZ「俺は炎だからAと相性最悪だな、ほれ」

そう言ったジフナは指先から小さな炎を出して私に向けて飛ばしてきた

「え？！ちょ！！」

咄嗟に氷を出して防御したので私に直接当たることはなかったが溶けた氷がポタポタと服に垂れてシミが広がっていく

WZ「おぉ〜、反射神経良いじゃん」

「ちょっと？ジフナのせいで服びしょびしょなんだけど」

ジフナはああごめんごめんと言いながら濡れてしまった辺りに小さな火の玉のようなものを飛ばしてきた

WZ「ジュナ手伝って」

JN「OK！」

ジフナに言われてジュナが風を送ってくれているんだけど…

「熱い熱い熱い！」

直で来るから太ももがめちゃくちゃ熱い

流石に熱すぎたので温度や風量を調節してもらい乾かしてもらった